中公新書
まともな人
養老 孟司【著】
中央公論新社(2003/12発売)
定価: ¥ 700
サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
今回は「あたりまえ」について考えてみよう。こういう話題ならできるだけ具体的なほうがいい―。養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮問題も、地球温暖化論や「新しい歴史教科書」問題も、何か通じるものがある。二一世紀最初の三年間の出来事とそれらをめぐる人々の姿から、世界と世間の変質をズバリ見通し、現代にはびこる「ああすれば、こうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。
目次
学習とは文武両道である
学問・経済・独創性
現代こそ心の時代そのものだ
真理をいえば身も蓋もないが
教育を受ける動機がない
いいたくないこと
一身にして二世を経る
ああすれば、こうなる
ありがたき中立
原理主義vs.八分の正義〔ほか〕
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