写真を撮り直しました。 モロッコjorf産の黒いStruveaspisの群生です。小さなAusteropsの群生はたまに見ますが、大きなStruveaspisの群生って中々数が少なく、少々レア標本になります。価値があると思います。 jorfは15m程ある層の内、2m程しか化石が出ず、産地も小さいのでもうほとんど採掘されていない枯渇したとも言われる産地です。 これからどんどん姿を消す産地ですが、そこからは茶色、赤色、白色、黒色、灰色、とてもカラフルな三葉虫が産出し、更に三葉虫の元々の彩色である半透明状態も保存されている事が多く、私も1番好きな産地です。 この3体のうち、灰色な見える個体はその半透明を保存し、かなり綺麗な状態です。三葉虫は元々半透明な生き物でそれを保存している標本、かなりお気に入りです。 やっぱりjorfの三葉虫は良いなと思える逸品です。