輸入盤
デジパックダメージあり
Shannon McNally
アーティストについて
シャノン・マクナリーは、1973年、ニューヨーク州ロングアイランド出身。大学時代からシンガー・ソングライターとしてクラブで歌い始め、卒業後、キャピトルと契約。スティーヴィー・ニックスやライアン・アダムスのオープニングアクトなどを務め、1999年にケンドール・ペインらとアルバム『The Girls Room』を、2000年にはEP「Bolder Than Paradise」を発表。そして、2002年にジム・ケルトナーやジェームス・ギャドソンが参加したアルバム『Jukebox Sparrows』でソロデビュー。2002年末にはニール・カサールとの共作『Ran on Pure Lightning』を、その後も2005年『Geronimo』などコンスタントにリリース。他にもエリック・リンデル、ジム・ローダーデイル、ジョン・メレンキャンプらと共演。2013年には友人ボビー・チャールズへのトリビュート盤『Small Town Talk』 を発表。ドクター・ジョンを始め、デレク・トラックス、ルーサー・ディッキンソンらが参加したアルバムはルーツシーンで話題となる。
02年にデビューした女流シンガー・ソングライター。アコースティックを基調としたアーシーな音楽性を志向することから、ポスト・シェリル・クロウの最右翼とみられる有望株だ。デビュー作にあたる『Jukebox Sparrows』では、ジム・ケルトナー/ジェームス・ギャドソン/ベルモンド・テンチといった名うてのベテラン勢にバックに、ブルースやカントリー、R&Bに根差したサウンドを聴かせてくれる。かといって老成しているわけではなく適度にポップな味つけができるあたりに、この娘の可能性が隠されている。ルーツ・ロック・マニアのアイドルになるのではなく、広くポップ・フィールドで活躍して欲しい才能だ。