サントリー美術館に収蔵されるほど、貴重な江戸時期の龍田川蒔絵です。 鮮やかな紅葉が急流に散りかかり翻弄される様子、すなわち龍田川文の蒔絵、高蒔絵や研出蒔絵、切金等を巧みに併用し、立体的な表現法が見て取れます。 紅漆は年月が経っても鮮やかに輝き、紅葉の大木を金で表現し、苔まで豪華な蒔絵が精緻に描かれ、 一切手抜きのない仕事がなされ、碗蓋共負けないように高雅な蒔絵となっています。 サイズ: 直径　13cm 高さ　7cm 制作年代: 江戸時代   19世紀(推測) 状態： 時代なりの擦れは、当然ありますが、小アタリ、薄い漆ヒビ、縁部に小さな直しなどもなく、極めて良好な状態です。 非常に煌びやかで雅趣溢れる一級の時代もの1客のですが、8客が残っております。 骨董 龍田川蒔絵 サントリー美術館 博物館級 #出品中の人間国宝の作物一覧 #出品中の美術品一覧