古い平清水焼の徳利です。この形状の物としては若干大きめで700~800ml位の容量かと思います。
大きなキズもカケも割れもなく当時のものとしては大変綺麗だと思います(勿論経年による線はありますが)それを考慮しても状態はよいと思います。
底に焼成時の小さな突起や鱗模様になった箇所はありますが焼成の際の出来事ですので問題ないと思います。幕末、明治時代の物かと考えています。(図録の通りであれば19世紀の物という事になります)
古いものですのでアンティーク品にご理解ある方宜しくお願い致します。
補足、、実はこちらの徳利は当初会津本郷焼きとして出品していましたが東北の焼き物の図録を調べていた所全く同じ物が平清水焼き(19世紀)と紹介されておりました、その為平清水焼きとして出品するに至りました。
参考図録は平凡社[日本やきもの集成1]という本です。
平清水焼の歴史↓
平清水焼は山形県山形市平清水で焼かれる陶磁器です。 江戸後期の文化年間に地主の丹羽治左衛門が茨城からの陶工、小野藤次平を招いて、地元千歳山の土を使って焼かせたのが始まり。 伝承の上では円仁(慈覚大師)が千歳山の土を使って、焼き物を教えたとされています。
高さ約25cm
底幅約18,5cm
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