新潮新書
武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新
磯田 道史【著】
価格 ¥880(本体¥800)
新潮社(2003/04発売)
サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
「金沢藩士猪山家文書」という武家文書に、精巧な「家計簿」が例を見ない完全な姿で遺されていた。国史研究史上、初めての発見と言ってよい。タイム・カプセルの蓋を開けてみれば、金融破綻、地価下落、リストラ、教育問題…など、猪山家は現代の我々が直面する問題を全て経験ずみだった!活き活きと復元された武士の暮らしを通じて、江戸時代に対する通念が覆され、全く違った「日本の近代」が見えてくる。
目次
第1章 加賀百万石の算盤係
第2章 猪山家の経済状態
第3章 武士の子ども時代
第4章 葬儀、結婚、そして幕末の動乱へ
第5章 文明開化のなかの「士族」
第6章 猪山家の経済的選択
本文に書き込みはありません。
他の出品はこちら→ #KizanBooks
#JikkaBooks