岩波新書
高杉晋作と奇兵隊
田中 彰【著】
岩波書店(2006/11発売)
サイズ 新書判/ページ数 208,/高さ 18cm
開国か攘夷かをめぐって国中が沸きかえっていた文久三年、長州藩士高杉晋作の手で一つの奇妙な集団が組織された。その名は奇兵隊。農民や町人の志願兵をふくむこの軍隊は、その後続々と藩内に生まれた諸隊の中核として、幕末から明治にかけての激動のなかで、大きな歴史的役割を果していく。長州諸隊の活動を通して描かれた明治維新像。
目次
序 奇兵隊にとって明治維新とはなにか
1 高杉晋作
2 内憂外患
3 元治の内戦―第三期
4 倒幕―第四期
5 諸隊の人びと
6 諸隊の反乱―第五期
7 竹橋事件と復権運動
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