硯を眺め愛でる時、人はその景色の中に自らの心象を描きます。墨をするところを「丘」「陸」と呼び、墨液をや水を置くところを「池」「海」と言って景色に見立てました。この作品は全体を池泉回遊式庭園に、硯の「丘」を浮島に見立てました。
サイズ:
重さ 3.8kg
横 17cm
縦 24cm
厚み 5cm
新品未使用、共箱、しおりまで完璧
龍渓は長野県を中心とした北陸甲信越の硯石、江戸期から採石され発墨も良く長野県伝統工芸品です。
田中一石は龍渓硯の作家で、硯自体も威風堂々として男らしいです、大きい文字や大作を揮毫するときに効果を発揮しそうです
硯はまさに日本の伝統美である
趣き豊かな日本人の心である
硯を前に精神統一する。不思議と古人の心が伝わってくる
今もなお、困難を経て硯をつくり続ける奥義は深く厳しい・・・
素材···石