10年ほど前に京都の古美術で購入した鉢になります。 先ずは、見込み中央の意匠化された牡丹唐草が良いですね。 まわりは三窓構成。 一見すると扇窓のようですが、良く見るとコウモリ窓になっていますね。 コウモリにかかる窓は羊草文様と格子文様の互い違い。 それぞれのコウモリ窓は野菊に竹垣。 まわりの小さい花は意匠化された梅でしょうか。 余白には蝶が飛んでいます。 気が付いていますでしょうか。 コウモリ窓の一つには蝶が不在なのです。 中々、洒落ていますね。 外は唐草文様。 中央は幽霊文様か。 一転した色の使い方が良いです。 内は伝統的、外はポップな仕上がりに。 変わり行く時代が感じ取れます。 目立つような大きな傷はありません。 傷なのか釜傷なのか見分けがつかない程度のものはあります。 他、画像にて良くご確認下さい。 こちらの商品はコレクション品なので、お値下げ交渉はご遠慮願います。 サイズ 高さ7.5センチ 幅19センチ