「アメリカ絵画の本質」文春新書 佐々木健二郎 定価: ¥ 858 実験国家として建国されたアメリカ。美術の分野でアメリカが際立って欧州や東洋と違う点はフォークアートの世界である。民芸品的なものを超えた面白さ、表現力の奇抜さ、層の厚さ。フォークアートの分野こそ、植民地以来、今日に至るアメリカ人の血肉と化した表現スタイルである。アメリカ的特色を持つ二十七人の画家とその作品を通して、アメリカとは、アメリカ人とは何かを考える。 目次 プリマス・ロックに上陸するピルグリムスたち—ピーター・ロサメル エリザベス・フリーク夫人と幼女メアリー—フリーク・リムナー エリーザー・ティング像—ジョン・S・コプリー 我が博物館の自画像—チャールズ・W・ピール エンマ・ヴァン・ネイム像—ジョシュア・ジョンソン ワイルド・ターキー—ジョン・J・オーデュボン ハリエット・リーヴェンス像—アンミ・フィリップス 国会・旧下院議場—サミュエル・F・B・モース 平和の楽園—エドワード・ヒックス 帝国の完成—トーマス・コール〔ほか〕 他の出品はこちら→ #KizanBooks