①PL-1050B・バランス出力機
②カバー割れ無し・透明度OK・注:写真10
③高感度・高剛性・リジット型S字アーム
④鉄板・ブチル・パテ(青色)でダンプ
⑤足4本・強化の上セッティング。状態OK。
⑥コード類・断線無しOK。
⑦付属品4点。
⑧MOGAMI3106・24AWG非メッキOFC。
⑨B&S社・非磁性体・真鍮・金メッキプラグ
⑩カバーにスリキズ多有り。
注:当機はPL-1050Bをベース機とした改善・改造品です。
オリジナル状態の機器をご希望の方は、ご入札の再考をお願い致します。
amedamaumaiV1.0仕様に音質向上を目指して、バランス出力・コードをプラス。
当方は、オーディオ・ノート社のMCトランスでのバランス出力のメリットを実感。
モガミの3106が条件に合致。このケーブルを利用し、今般のプレーヤーを作成致しました。
①通常のRCA同軸出力コードのコンデンサー現象を排除。
コンデンサー現象:
スピーカーにネット・ワークとして、コンデンサーを直列または、並列で利用しますと、
スピーカーの周波数特性が変化することは、理解できると思います。
RCA同軸コードは構造上、コンデンサーの性質を持ち合わせており、
プレーヤーとアンプの間にコンデンサーを経由するのと同じ結果となります。
この点は、多くの評論家も指摘しております。
従いまして、どのような高額なRCA同軸コードを利用しても、
根本的な音質へのコンデンサー現象の影響を、排除出来ません。
バランス出力は、これを解決する適格な方法です。
詳しくは、当方の同時出品の「バランス・コード」の説明を参照下さい。
ベルドラ機の魅力:
DD機やリム・ドライブ機とベルト・ドライブ機、糸ドライブ機には、決定的な違いがあります。
特に、ベルト・ドライブ機はゴム・ベルトを利用しているため、回転中にベルトが微妙に伸び縮みする特徴があります。
このため、ワウフラッターの数値は、微妙に変化すると言われており、欠点とも語られておりました。
しかしながら、サーボ回路で、回転を制御すると、ワウフラ値はDD機とさほどの遜色が無い事が証明されました。
更には、DD機に於けるモーターが低速で回るコッギングといった回転ムラはベルト機の場合、モーターが高速で回り、
ベルトを介して、プラッターを駆動。ベルトが振動を吸収。設計上、コッギングは発生し無い特徴があり、
この点は、音にも現れ、再生音の滑らかさに違いがある事が聞きとれます。
構造上、同じ間接駆動方式である、糸ドライブ機がリファレンスとして珍重される理由にも至ります。
そのうえで、SN比もDD機並みにしてしまうと、ベルドラ本来の長所が表れてきます。
上記の「伸び縮み」が音にファジーな揺らぎを与えるといった点で、これは、他の駆動方式には無い特徴です。
もちろん、極端な揺らぎは、音程を不安定にしてしまいますが、本機の場合、ワウフラ0.045%。
音程が変化する数値ではありません。ベルトの伸び縮みは数値化できるレベル以下ですので、
仮に最大値で、ワウフラ0.05%としましても、基準周波数440hz+440hz×0.05%=440.22hzといった計算が成り立ちますので、人間の音程変化を感知出来る範囲以下です。
このファジーな揺らぎの効果としまして、
当方が、実感しているのは、他の駆動方式に比較すると、より奥行感が出てくるといった点です。
商品説明:PL-1050B・バランス出力仕様。
レコードを聞きながら、うっかり眠ってしまって、朝まで、レコードが回転。
大事なレコードや、レコード針を痛めてしまった経験はありませんか?
このようなとき、オート・リターン・プレーヤーが有ると、熟睡してもOK。安心です。
PL-1050Bは改善・改造に必ず応えてくれる稀有なプレーヤーです。
以前より、当方のアナログ・プレーヤーの理想形はどのようなものか、多くの友人からの問い合わせがありました。
一つの解答として、PL-1050Bを1台、当方の好みに仕上げてみた次第です。
改善・改造の諸点:
①ボディー上部鉄板をブチル・ゴムのパテを利用して、ボディーとの密着性をアップ。写真④
②ボディー上下の鉄板を躯体の強化も兼ねて、ボディー・スタビライザーで連結。不要な鳴きを低減。
③インシュレーターに木材の台座(30×30×15㎜)、ゴム板2mm、ブチル・ゴム・パテ+金属・プレートを
組み合わせて振動の伝搬を軽減。1個・概ね40gの重量。
④モーター・ベース・ダンパーにブチル・ゴム・パテをプラス。モーターからの振動を軽減。
⑤出力コードをモガミ製OFC.3106極太コードに交換。無鉛ハンダで結線。
コードの低容量化と非メッキ・高純度・無酸素(OFC)銅線の採用の効果としまして、
周波数特性の拡大と平坦化、次に、高純度銅線の低抵抗化による金属の固有の
鳴きの現象を軽減、非メッキとすることで、金属境界面での電気的屈折を排除。
簡単に申しますと、音圧が上昇。重低音から超高音(20000hz以上)まで、周波数特性は平坦に伸び、
メッキの多くに採用される、ニッケルやスズの音が排除されます。
特に、ニッケルは、銅線の断線を防ぐ目的で、多くの配線材料にメッキとして利用されるのですが、
ニッケルは、鉄と同様に磁化いたします。従いまして、オーディオの音声信号を扱う配線には、
不向きであると言えます。特に、微少信号であるプレーヤーの出力コードには、大きな影響が出ます。
より、自然な響きを味わうためには、非メッキ線は有効です。
⑥コードの交換と同様に、プラグをB&S社・非磁性材・真鍮製・金メッキプラグに換装。
AMPとの接続に於いて、オール非磁性材・金属体として、シールドの完璧を目指し、XLRと同等の
接続環境を維持しております。
上記の様々な改善策により、高SN比に貢献、カタログ・データーを上回る数値となっていると自負しております。
類を見ない、屈指のアナログ・プレーヤーとなりました。ベルト機でしか味わえない、音を、高SN比で表現致します。
商品は、各部調整・完動品。お買い得とは思いますが、使用品、中古品。 価値に疑問を感じる方は、入札をお控えください。
ただし、上記の改善策は、様々なプレーヤーの音質改善に、間違いなく貢献いたします。
各自・参考にしていただいて、自己のプレーヤーの音質向上に役立てていただくと、 当方も、オーディオ・ファンとして冥利に尽きると思っております。
FGサーボとDCモーターの組み合わせの恩恵:
元来、ベルドラ機は50Hz・60Hzの家庭用電源AC100Vでほぼ直接モーターを駆動する、 シンクロナス方式でした。しかし、実際の家庭用電源は、電力利用者の拡大により、 100Vを安定的に供給出来ておりません。
実際は、90V~110Vの範囲内で実質供給されております。従いまして、最低、90Vの時と、最大110Vの時では、 モーターのトルクが変化しランブルが発生してしまいますので、現代のオーディオには不向きです。
その為、サーボ機構で回転を管理できる、DD方式にプレーヤーは移行して行きました。 しかしながら、ベルドラを、サーボで制御した場合、
回転は保証されるのではないか?という疑問があり、テクニクスがサーボ搭載のベルドラ、「SL-23」を発表。 その音の滑らかさ、オーディオ的なアプローチは故・長岡氏も耳を疑う充実ぶりでした。
以降、サーボ機構を搭載したベルドラ機は、各メーカーがこぞって発表。マイクロの「ソリッド5」などの高級機種、果ては、発展型としての「糸ドライブ機」を生み出すに、至っております。
現在に於いては、デジタル機器の回転系の駆動の基礎ともなっております。
パイオニアPL-1050B('79年当時)29800円。 カラー:マット・ブラック。
パイオニアのPL-1050Bはサーボ搭載ベルドラ機、オート・リターン機構を搭載した、SL-23への対抗機種、 オーバー・スペック化を目指して誕生いたしました。
SL-23を超える性能を目指し、長岡氏からのさらなる高音質化のアイディアを検証。
①ボディーを剛性と重量のUPを図るべく、40mmのボードを利用。総重量7.5kgの高重量はSN向上に貢献。 ②大型のアルミのアーム・ベースを採用し、アームのSN向上に貢献。 ③外部振動の低減を図る、大型のインシュレーター。 ④最大幅6㎜までのベルトが利用可能な、モーター・プーリー。 ⑤一回り大きなDCモーターの利用により、トルクをアップ。 ⑥320㎜の口径の大型プラッターにより、慣性モーメントをアップ。 ⑦PL-1050はクラスを超えた、強固な軸受け部を備えております。 通常多くのプレーヤーの約7mmのスピンドルより太い、10mmの極太のスピンドルを採用。耐久性、軸受けの安定性に貢献。重量級(~1000g)のディスク・スタビライザーの使用を可能としております。 ⑧インサイド・フォース・キャンセラーとしては、シンプルでありながら、 正確で、経年変化の無い、糸釣り式を採用。
故・長岡氏がSL-23の課題として提案した事項の解答と言える、ベルドラの傑作に 更なる改善を施した、amedamaumaiV1.0バランス仕様をご賞味いただければと思います。
各部点検、グリス・アップOK、スピンドル清掃・給油OK、内部清掃OK、オート機構・微調整OK。 アーム部:ピボット部給油OK、ベアリング部給油OK、ジョイント清掃・接点復活OK。 インシュレーター調整と補強OK。リフター調整OK。
コード類断線無し、出力正常、回転33、45正常、回転調整器正常。完動品。
付属品:①5㎜幅ベルト新品。②純正・EPアダプター。③キャンセラー錘。④取説コピー。
本体のみの出品です。シェル、カートリッジは別途ご用意願います。
外観の状態: ①ダスト・カバー、割れ無し、スリキズ有、透明度そこそこ。 ②インシュレーター・木材の台座と金属プレート、ブチル・ゴム・パテで補強。概ね、1個40gの重量。 ③出力・コード、MOGAMI3106ステレオ・コード24AWG非メッキOFC軟銅線。 ④プラグ、B&S社非磁性材・真鍮製・金メッキ・ダイキャスト・ボディー。
以上、あくまでも、中古、使用品。改造・改善ヶ所多数。
内容をご理解の上、ノークレーム、ノーリターンで、ご検討宜しくお願い致します。
郵送は、ゆうパック着払い120サイズです。 型式 | レコードプレイヤー | モーター | FGサーボDCモーター | ターンテーブル | 320mmアルミダイキャスト製 | 回転ムラ | 0.045%以下(WRMS) | S/N | 68dB以上(DIN-B)改善により数値は上回っていると思われます。 55dB以上(JIS)改善により数値は上回っていると思われます。 | トーンアーム | スタティックバランスS字型・リジット構造・ウェイト直読型。 | カートリッジ | 付属無し。別途ご用意願います。 | 付属機構 | オートリターン 糸吊り式インサイドフォース・キャンセラー。 アームエレベーション | 外形寸法 | 幅440×高さ170×奥行365mm | 重量 | 7.5kg。付属品:5㎜幅ベルト。EPアダプター。キャンセラー錘。取説コピー。 |
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