ミディアムスケールのベースは弦長だけでなく、弦間ピッチも狭くしているモデルも有りますが、ヤマハはほぼ全てロングスケールと同じ19mmになっていて、軽くて小さくてもベーシストが弾く楽器という考え方です。因みにフェルナンデスは殆ど17mmですので、同じミディアムスケールでもフィーリングは全く異なります。
初代のモーションベース(テントウ虫)は独特の分厚いヘッドと豪華なパーツ類で構成されているのに対して、この2世代目は、特に個性を主張していないシンプルなベースですが、弾き易さという点では同様です。気軽に扱い易いイージーなベースですが、サウンド面ではヤマハらしい十分なクオリティーですし、正確な音程で普通に弾けるという点で安心感もあります。コントロールはボリューム/バランサー/トーンで、重量は3.1Kgと軽いです。
商品は光の加減で見える様な些細な擦りキズ程度は有りますが、普通に見て目立つ様なものは有りません。ネック裏に多少の日焼けは有りますが、塗装の艶やパーツ類もキレイな美品です。
フレットの減りは殆ど無く、ネックの状態は完璧で、弦高も少し低めにセッティング出来ています。非常に弾きやすく良いコンディションです。新弦を張って、ネック調整、弦高バランス、オクターブピッチ調整、PUバランス、各ネジ類の増し締め等を行ってベストコンディションに仕上げてありますので、このままで気持ち良く演奏出来ると思います。また、調整後のブリッジサドルの歯並びがほぼ理想に近いので、正確なピッチも期待出来ます。
●写真の専用ソフトケース(中古)付ですが、もしご不要でしたら落札金額より700円差し引きます。
●梱包後の寸法は160サイズです。