進みが悪いと非常にストレスを感じるので、低角度でも良く走るようにローラーを取り付けました。
速くなればアオリイカ接近時に見つかり難くなり、早くなるほどパワーが増して到着時の跳ね上げが大きくなります。
跳ね上がりの基本性能はyoutubeにアップしてあります、ピーカブーヤエンで検索してください。

【商品サイズ】Mサイズ
全長    約35cm
重量    約12.1g
材質    ステンレス鋼材(φ1.2、φ1.0、φ0.8)ハンダ溶接
針      アウトバ-ブ(カエシ付き)、先端よりM-3本、M-3本、M-3本
オモリ 1号
支点    3支点(ワンタッチ式)ジュラコンローラー付

入札時の注意
入札金額は『ヤエン
1本あたり』の金額です。
入札時に必要な個数を入力してください。
個人製作の手作りですので商品に多少のばらつきがあります。
ご理解いただける方のみご入札くださいますようお願い致します。

【使用後の手入れ】
使用後は水道水で洗浄してください。
特に糸通し部、回転部、ローラー部は念入りに洗浄してください。
乾燥後はシリコンスプレーを糸通し部、回転部、ローラー部にスプレーする事をお勧めします。
『シリコンスプレーはプラスチックにも使える潤滑剤で、ホームセンターで600円ほどで買えます』

【ストッパー及びアワセ】
ストッパーは不用です。
ピーカブーヤエンはストッパーが無くても張ったラインをゆるめる事で跳ね上がります。

(ラインの角度が10度以上必要)
さらに第2支点で折れるので、軽いゆるめで跳ね上げることが出来ます。
そのため到着時の跳ね上げを外しても、寄せ続ける事で自然に針掛かりします。
ただし自重での掛かりは浅いので、そのまま寄せ続けて向うアワセを待ってください。
糸ふけなどのヤエンの重さ抜けが出た場合は、ストッパー不使用なので到着確認では無く、針掛かりが確定します。
早く勝負を決めたい場合には、ヤエンの重さ抜けを確認してから追いアワセを入れてください。

【開発時の問題点】
跳ね上げる事はそんなに難しくありません。
入水時の強大な水の抵抗でも跳ね上がらず、水中走行時はバランスを保ち続け、そして到着と同時にバランスを崩して跳ね上げたい。
そんな矛盾する条件を成立させる事が難しいのです。
ヤエンの前方部が回転する仕組みでは2重振り子(カオス現象)に近い構造になり制御が難しく、条件を成立させる事が出来ません。
そこで、ヤエン自体を跳ね上げれば可能に成るのでは?と考えました。

【問題点の解決策】
ラインは伸縮性によりタワムので、到着時に全てのヤエンは跳ね上がろうとします。
但し後の支点がラインに干渉するために跳ね上がる事が出来ません。
解決策として支点間を短くすれば、ラインに干渉するまでの角度が大きく成り、跳ね上がることが出来ます。
崩れたバランスを補い、さらにはスムーズに跳ね上がる為に、補助部品(オモリと第3支点を持つ)を後方に連結します。

【実釣時の効果】
1.滑走時は3支点ヤエンのバランスを利用する事で、姿勢を安定させて水中走行時の抵抗を最小限に抑えます。
2.到着時にクシャっと潰れる様に折れ曲がる事で衝撃を吸収し、それと連動してヤエンを大きく跳ね上げます。
3.到着時の跳ね上げが外れてもラインを張ったり緩めたりする事で、再度跳ね上げる事が出来ます。
4.アオリイカに掛かった後はラインを張っても掛け針が抜け無い様に折れ曲がります。