川崎 彰久作 片刃シースナイフ 右利き用  1926年生まれの日本における古参のカスタムナイフメーカーで、このナイフはナイフショー出品作品のため、荒い槌目仕上げではなく、表面をヘアーライン、裏面をミラーで仕上げられています。鹿角のエンドパーツをハンドルに使用し、ハーフタング形状に割り込ませた個性的な逸品です。故人となられた現在では、その個性的な作風から、国内はもとより海外での人気が上昇してきています。実用品として多く製作された大型のブッシュナイフから、希少性と芸術性の高いナイフまで、長い期間日本のカスタムナイフ史に足跡を残された巨匠です。価格もリーズナブルであったため、使用する方が多く、綺麗な形で残る作品は少ないため、市場に出回る数は年々少なくなってまいりました。4枚目の写真は、作者名の横に使用者の安全を祈念し、作者本人により梵字が刻まれております。    入手から数十年経過しているため、多少の擦り傷等はございますが、同氏の作品の中では良好なコンディションであると思います。
写真をご覧になってご判断下さい。NCNRにてお願い致します。

全長   : 187mm
刃渡り  : 88mm
刃長   : 68mm
最大刃厚 : 3mm
全重   : 48g 89g(シース込)
鋼材   : クローム・モリブデン鋼