南北朝期 山城の巨匠【長谷部国信】在銘

1尺1寸6分 見事な皆焼!重要刀剣級の名品寸延短刀

渦巻く肌物地鉄 刃中働き抜群 三ツ棟 生ぶ茎



■コメント■

ご覧いただきありがとうございます。

【銘】
『長谷部国信』

国信は正宗十哲の一人と名高い長谷部国重の弟で
兄に酷似した作風で華やかな皆焼の優品を鍛えており、
山城の名流・長谷部一派の代表工として知られる巨匠です。

熱田神宮に所蔵されている重要文化財『熱田国信』や
上杉家に伝来した重要美術品『唐柏』などの名物を遺し、
短刀や寸延短刀を中心に約40振が重要刀剣に指定されています。


本作は令和3年に登録された初めて世に出る一振、
長谷部国信の特色が存分に集約された名品寸延短刀です。

刃長1尺1寸6分、三ツ棟で先反りついた造込みで
身幅広く重ねやや薄い南北朝期の典型的な体配を呈し、
板目に渦巻く杢を交えて肌立つ地鉄に地沸ついて地景入り
刃文は湾れに互の目交じり元に至る長い棟焼や飛焼かかって
華やかな皆焼となり、総体に激しく沸づいて長い砂流しかかり
さらに太い沸筋や繊細な金筋が働いて地刃明るく冴えわたるなど、
重要刀剣を凌ぐほどの華美な出来口を示した珠玉の逸品です。

相州物の特徴である舟形茎に掟どおりの五字銘が刻され
鑑定審査による大出世にも期待が持てる将来性抜群の一振で、
時代銀無垢ハバキと上手白鞘も本作の風格を引き立てています。


南北朝期の山城相州伝を代表する名工『長谷部国信』在銘、
右に出る物のない皆焼刃の傑作寸延短刀を末永くご愛蔵下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。

■詳細■

◇◆ 寸法 ◆◇

刃長:35.2cm 元幅:3.00cm 先幅:2.48cm

元重:0.66cm 先重:0.50cm 反り:0.8cm 目釘孔:2個

刀身重量:280g

(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)


◇◆ 状態 ◆◇

・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。

■お支払方法■

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◇◆ 発送方法 ◆◇

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◇◆ 送料 ◆◇

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・品物によっては同梱発送も可能です。

■その他■

・気になる点はお気軽にご質問下さい。
・画像の刀掛けは付属しません。
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