「大丈夫、わたしは優秀な記者だもの」財政困難に陥っているレコーダー新聞社の新社長。ジョン・デュモンの実力主義宣言にも、キムは少しも驚かなかった。コピー係のアルバイトから始め、記者になって3年。仕事では誰にも負けない自信があった。だからどんなに厳しくても、社長としてのジョンなら怖くない。だが、男性としての彼はなんだか怖い。初めて会った日から、キムはジョンのことが気になり、どうしても頭から離れなかった。そんな折、キムは仕事で大きなミスを犯してしまう。