煙管(きせる)とは煙草盆の中に組み込み、刻みタバコを吸う道具です。
ふつう竹の管である羅宇(らう)の両端に金属製の雁首(がんくび)・吸口(すいくち)をつけたものです。
薄茶のとき座布団に続いて、莨盆に煙管を二本添え正客の前に持ち出されます。
煙草盆の形によっては、煙管を一本添えることもあり、雁首を中へ落して掛け置くこともあります。
煙草を吸う場合は、正客は次客にすすめたのち、煙管を取り、莨入から煙草を火皿につめ、火入の火で吸付け、吸い終われば、吸殻を灰吹に落とし、懐紙を出して吸口、雁首を清めます。
次客も正客のすすめに従いもう一本の煙管に煙草をつめ同様にし、煙管二本を元のように莨盆にのせ、三客、四客へ送ります。
好物では、表千家 7世 如心斎好 筋、10世 吸江斎好 筋、11世 碌々斎好 唐草彫、12世 惺斎好 亀甲、13世 即中斎好 筋、14世 而妙斎好 筋、裏千家 10世 認得斎好 夕顔彫、11世 玄々斎好 筋、14世 淡々斎好 銀杏彫、武者小路千家 11世 一指斎好 吉祥草彫などがあります。【金谷浄雲(かなやじょううん)】
1933年昭和08年 高岡市に生まれる
1958年昭和33年 日本工芸会会員、般若勘渓氏に師事
以後40年余にわたり般若鋳造所において研鑽
●煙管についてはモバイルの方は商品説明をもっと見る参照
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サイズ:長さ32.5cm
作者:南僚
素材:金谷浄雲作
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昭和08年 高岡市に生まれる
昭和33年 日本工芸会会員、般若勘渓氏に師事
以後40年余にわたり般若鋳造所において研鑽
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箱:木箱
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