魔人浪蘭幻十が十五年の眠りを破り甦った。“魔都を支配する者が世界の命運を握る”という「封印」を巡り、最強の敵、幻十対秋せつらの宿命の戦いが開始された。同じ頃、魔界医師メフィストのもとを奇妙な母子が訪れた。娘の真弓を犯す男たちは、直後に必ず死ぬという。彼女こそ幻十が求める「封印」なのか。