旧満洲の首都新京(現:長春市)があったエリアです。
1920年代以降、鉄道建設により交通の要衝であった長春県の経済的重要性が高まり、1932年の満洲国建国に際しては新京特別市となり、首都として吉林省から分離されている。
1945年の日本の敗戦以降、吉林省は国共内戦の舞台となった。1949年の中華人民共和国以降も吉林市(1947年設置)が省会とされたが、1954年に長春市に移転している。
現在は中国の経済発展に伴い、朝鮮族が多く居住する地域には大韓民国からの投資が活発に行われている。