アンプ回路図、2段目の真空管を入替え測定アンプ回路図、2段目の真空管を入替え測定
金田式アンプを使用中のベテラン、オーディオ仲間より、譲って貰った物の1部を出品します。未使用4本の出品はあまりありません。  他にも、ビンテージ管を出品しています。ご覧ください。

過去(6か月程前迄)のSTC  6SN7GTYの落札記録を見ました。出品の説明欄に、STC  6SN7GTYのテストデータが載っていません。

そこで、保有しています、アンプを改造してテストアンプを作りました。回路図は画像の所に記載しています。

 6SN7GTYは、2段目のプレート抵抗100KΩとカソード抵抗3KΩの数字を記入している個所に、差し替えて測定しております。ユニット1と2を同一の回路定数にしてあります。

測定条件は、B電圧は約250Vに。オッシロスコープ、オッシレーターを使って波形も観測しました。AC100Vはたまに変動あります。

100戸程のマンションですので、エレベータが動いた時、各戸で大型電機器具のオン、オフで多少変動があります。変動のたびスライダックで調整しますが、どうしても、1V位は変動します。測定データは完璧なデータではありませんので。一応目安と考えて下さい。

但し2個の3極管のユニット間のバラツキは、デジタルテスタ2台を使って、各プレート負荷抵抗100KΩの端子間の電圧を、同時に測定しておりますので、測定精度は優秀です。勿論2台のテスタのバラ付きも確認して、修正しております。

このテストの為、手持ちのアンプを改修して、出品予定のムラードEL34も使える様に、松下の6CA7を使って、3極管接続のPPアンプに作り替える事にしました。回路図の1部は画像の所に掲載してあります。

プレート負荷抵抗は,100KΩ。カソード抵抗は、3KΩです。測定結果は、6行下に記載しました。
この値は、ラジオ技術真空管マニュアルに記載されているのを参考にしています。
上記のアンプに、ムラードEL34を差し替えても、テストを1部行いました。

スピーカーは、フォスター、アルニコマグネットのA-100のシングルコーンで主に確認しました。時たまメインスピーカのアルテック、A-5タイプ、515B-16G、288-16G、515E, 811Bに接続して音を確認しました。良い音で鳴るのを確認しました。
 
測定結果  プレート抵抗、100KΩ両端 の電圧を測り、電流値に変換した。

真空管番号   測定箇所                             ユニット1                                   ユニット2                         ユニット1と2の差(電流)

S1  100KΩの端子電圧    143、6V(流れる電流は1,436mA)      142,7V( 流れる電流は1,427mA)      1、006%差  

S2     上と 同じ                 143,0V (流れる電流は1,43mA)        141,6V (流れる電流は1,416mA)     1、01%差

S3    上と 同じ                  137,7V (流れる電流は1,377mA)      141,8V (流れる電流は1,418mA)     1、03%差

S4    上と 同じ                  142,4V 流れる電流は1,424mA)      142,1V  (流れる電流は1,421mA     1、002%差
  

第1と第2ユニット間の誤差は、真空管番号、S1、S2、S4は、1、01%以内で、S3は、1,03%でともに優秀な成績と思います。
 
参考事項  この6SN7GTYの製造日時と思われる数字は、3本は7215で、S3は7215と見えますが、字が少しにじんでいて、5の字が8とも見えます。S2のみガラスの部分に、ERECTRONICS TUBE GREEAT BRITAIN のラベルが,貼ってあります。

又S4のみ、ガラスとベースを接着した際、4~5mm程、ずれているようで、全長が3本は74㎜位で、S4のみ79㎜と少し長いです。

発送はゆうパックの60~80サイズ梱包は厳重にします、着払いでお願いいたします。配達時間帯ご指定下さい。本数は、4本です。箱は購入した元箱です。

真空管到着から1週間以内に動作不良の場合は、返品返金は可能です。それを過ぎましたら、NC,NRでお願いします。
よろしくご検討お願い申し上げます。
 
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