『 PRADA / プラダ 』
1913年にプラダ創始者「マリオ・プラダ」、ミラノに皮革店をオープン。
たちまちミラノの上流階級の間で話題となり人気を博す。またイタリア王室の御用達に。
1978年に創業者マリオ プラダの孫娘でもあるミウッチャ・プラダがオーナー兼デザイナーに就任。
シューズ、レディースウェア、レディースウェアのセカンドラインを立て続けに立ち上げ1995年には
待望のメンズラインがスタート。
【 特徴 】
レディースと同様にメンズウェアにおいても徹底したミニマリズムを追求し、日常を贅沢に着ることを
デザイン理念の根底にしています。1913年の創業当時の伝統と現代的で革新的な素材使いやデザイン
の斬新さを見事に調和したプラダは世界的なブームを巻き起こしました。洗練されたライン、
上質且つ的確な素材選びに加え、スポーツ、ミックスまで最新気鋭の技術を擁しています。
メンズウェアはそのデビュー当時より、ミラノのメンズコレクションで発表されています。
ミウッチャ・プラダほど女性の内面を理解し、それを洋服に表現するデザイナーはいないと
いわれていますが、そんな彼女らしい特有の包み込むような優しさ、柔らかさは直線的なフォルムが
多いメンズラインにも反映されています。
【 アイテム 】
今回ご紹介する品は、秋冬の大本命アウター『ダウンジャケット』です。
ダウンジャケットといえば、本来はアウトドアシーンで使用するヘビーデューティなものでしたが、
今や秋冬のメインアウターの主流になっているほど。ダウンは単なる防寒着としてではなく、
ファッションアイテムとしての要素が強くなってきております。
お洒落にこだわる皆さまでしたら、やはり心が躍る一流品に身を包みたいと思うはず。
最近のダウンのバリエーションには、目を見張るものがあります。例えば、ニット素材のダウンやチェスターコートや
ジャケットのデザインでダウンになっている。デザイン的なハイブリットダウンから異素材を組み合わせダウン、
洗えるウォッシャブルダウンなど、シーズン毎に進化を遂げています。ですが、デザイン性を重視してダウン本来の魅力、
¨暖かさ¨、¨軽さ¨が失われてしまいがち。
ダウンはダウンらしく、それが正解。
インナーダウンやライトウエイトダウンなどといった、すっきりシャープなダウンが巷にあふれていますが、
ダウンはやはりある程の量感を求めたいもの。それがダウンの魅力の一つですし、アウトドアを出自とする
その野趣あふれるテイストと抜群の防寒性を取り入れたいからこそ、この手のアイテムを着用するわけですからね。
【 コメント 】
プラダからご紹介する¨4wayダウンジャケット¨。
定番をアップデイトすることが洒脱(差別化)への近道。アイテムの組み合わせで着こなしの差別化を図るよりも、
アイテム自体に¨ベーシック且つヒネリの利いたデザイン¨で差別化を図るのが手っ取り早い方法。
こちら「都会の街中」で着ることを前提としたスマートな作りと高級素材のミックスによるスポーティな中に男らしさたっぷりな
プラダらしい仕上がり。
一着のダウンに3種類の高級素材をミックス。
ボディに¨ライトナイロン¨、ヨークに¨エレガントな大シボのラムレザー¨、襟、フードに¨ボア¨をあしらった
3種の異素材ミックスした贅沢な素材使いが魅力。
レザーは胸上からとなり、ネイビーとダークブラウンのツートーン配色でレトロなムードと都会感を両取り。
スポーティなナイロン生地を本体に、ラムレザーは¨大シボ¨、
襟のボアは¨ヴィンテージムートン風¨のような男らしさあふれる素材を採用し、他に類を見ない逸品に仕上がっております。
モード系や上品ブランド系のコンビデザインとは全くの別物。
お馴染みのダウンスタイルでもタダ者じゃない雰囲気をまとえることウケアイです。
襟にボアあしらったロッキーマウンテン風のデザインでレトロなムードと都会感を両取り。
幅広キルトステッチによるダウンらしいほっこりフォルムですが、モコモコしたダウンよりも羽毛の量を若干抑えることで
ファッション性・機能性に優れ、カジュアルスタイル全般に着回せます。個性があるのに派手ではなく、着るだけで自己主張できる。
しかもお洒落で洗練されている。¨エレガント¨と¨男らしさ¨溶け合う玄妙なとなっております。
そして最大の特徴は、『抜群の着回し力が光る¨4way¨デザイン』です。
着脱式の「 袖」、「フード」となりますので、組み合わせを変えることで
4通りのスタイルをお楽しみいただけます。しかもただ別々に着用できるだけでなく、それぞれが一軍選手として活躍。
今時期では、袖を付けたフルスペック、春や秋にはダウンベストでレイヤードスタイル。ダウンジャケットのように
冬限定ではなく、夏を除く3シーズンでの長期的活躍が可能。
フロントは「ジップxスナップボタン」のダブルクロージャー(二重構造)。
フロントはダブルジップの為、上下からジップを開けて、洒落た着こなしが楽しめます。
前を締めた状態で座っても、裾をほどよく開いておくことができるので窮屈になりません。
腹部に「フタ付きのパッチポケット」、その外側に「スリットポケット(ハンドウォームポケット)」、
内ポケットも2室(ジップポケット)、外側内側合わせてポケットは6室。
プラダといえば三角ロゴですが、本作は一切のロゴアピールは無し!
スナップボタンにもロゴはありません。
あるのは隠れた部分のジップの引手のみ。つまり、ロゴに頼る必要のない完成されたデザインであるということ!
ミドルの方も安心して着用頂ける、上品な雰囲気を纏う異素材コンビのダウンジャケット。
とにかく¨マテリアル¨の扱いには長けたブランドらしい、素材の存在感がひと目見ただけで分かるようなクオリティと
巧みなデザイン、シックな色使いによって、男らしさ、スポーティーさ、エレガンスが三位一体となった“大人が堂々と着られる
コンビダウン”が生まれています。さらに4通りで着用できるとなれば、これ以上言うことはありません!
【 ディテール 】
・4wayコンビダウンジャケット
・袖、フード取り外し可能(ジップ式)
・身頃:ライトナイロン
・胸上:ラムレザー
・襟、フード:ボア
・フロント:スナップボタンxダブルジップ
・襟:襟腰付きバルカラー
・身頃:フタ付きパッチポケット、スリットポケット
・袖口:シャーリングリブ&アジャスタースナップボタン
・内ポケット2つ(ジップ式)
・ハンガーループ
【 生地 】
素材は、美しい艶を纏った『超軽量リップストップナイロン 』になります。
リップとは¨裂ける¨という意味で、引き裂きに強い特徴があります。生地表面に四角系の織りがなされており、
万が一生地が裂けてもそれ以上の進行を防いでくれます。この高い耐久性は古くからミリタリーウエアの素材として親しまれており、
近年ではアウトドアブランドからスポーツブランドでも多用され進化し続ける素材となります。
マイクロファイバー糸を高密度に打ち込むことで、超軽量でありながらも、優れた耐久性、摩耗性、
吸放出性、防風性、撥水性、防汚性を実現したウルトラライトナイロン。
やわらか、且つサラッとした肌触りで尚且つ、マットな艶は見るからに上品なので大人の男性でも安心。
安っぽく見える恐れはありません。
繊細なキメが生み出す艶やかな光沢はもちろん、しっとりサラリな肌触り、全方位的に完璧です。
ナイロン特有のシャカシャカとした感じは皆無で、しなやか&肌馴染み良し!
見た目も、生地表面にローラープレスをかけることで美しい艶感を実現。
元々は通気性を確保しつつダウン抜けを防止するためのアイデアなので、機能性を高めつつもラグジュアリーな雰囲気も獲得。
見るからに高級感があるので大人の男性でも安心。安っぽく見える恐れはありません。。
独特の美しい艶と耐久性、吸・放湿性に優れ、上品な質感が魅力です。
ダウンの種類は、『最高級ホワイトグース(リアルグースダウン)』になります。
ダウンは一般的に、ガチョウ(グース)やアヒル(ダック)などの水鳥から採られます。
一般的に同じ水鳥の羽毛でもダックよりグースの方が機能的に優れており原毛の価格も
グースの方が高額です。ダックよりグースの方が大きなダウンが採れやすく、ダウンの羽枝に
コシがありダウンが壊れにくく、ダウン同士が絡まってだんごになりにくい特徴があります。
プラダが厳選に厳選を重ねたグースダウンゆえ、クオリティは折り紙つき。
厳選されたホワイトグースダウンですのでムーレーやモンクレールやと同レベルのフィルパワー。
保温性、軽量性、復元力・・・・・、すべてにおいて最高位品質になるとお考え下さい。
原毛段階でしっかり洗浄されているため、廉価なダウンのような嫌な匂いはありません。ご安心下さい。
ダウンの混率は『ダウン90%フェザー10%』の黄金比になります。
フェザーを混ぜることにより、ふんわりと空気を包み込み安定したシルエットとダウンジャケットらしい
ボリュームを与えております。
【 素材 】
【アウター】
表地/ナイロン:100%
部分/ラムレザー
ボア/ウール:65%・コットン:35%
詰め物/グースダウン:90% フェザー:10%
【 色 】
シックで合わせやすい『 ダークネイビー 』となります。
基本中の基本でもあるシックで合わせやすい人気定番色。
透き通るような深みのある落ち着いた艶はスポーティな中にも上品な雰囲気。
ドレッシーにもカジュアルにも着こなせるネイビーですので合わせる色を選びません。
レザーはブラウンカラー。イタリアオヤジが大好きな「紺と茶」の洒脱配色でイタリア流のエレガンスが薫ります。