重松 清/生者と死者の帰郷の物語
【インタビュー】中脇初枝/今この瞬間に存在する儚さと美しさを
[梅原 猛『親鸞「四つの謎」を解く』刊行記念特集]
五木寛之/親鸞の森に投じられた剛速球
芹沢俊介/齢九十で挑んだ新しい親鸞伝
山本一力『べんけい飛脚』
村上信夫/べんけい力さん
中沢けい『麹町二婆二娘孫一人』
中島京子/五世代の亥女たちとちょっと懐かしい東京
[今野 敏『自覚―隠蔽捜査5.5―』刊行記念特集]
【著者インタビュー】今野 敏/贅沢な短篇小説
関口苑生/成長していく脇役たち
黒川 創『京都』
大竹昭子/人の声と町の記憶が織りなすポリフォニー
エリック・フォトリノ『光の子供』(新潮クレスト・ブックス)
江南亜美子/幻影としての女たち
高殿 円『マル合の下僕』
今野 浩/非常勤講師の実態を白日の下にさらすキャンパス小説
【『冬を待つ城』刊行記念インタビュー】
安部龍太郎/戦国最後を飾る謎の籠城戦
都甲幸治『生き延びるための世界文学―21世紀の24冊―』
町田 康/スパゲッティーの味
中村智志『あなたを自殺させない―命の相談所「蜘蛛の糸」佐藤久男の闘い―』
柳田邦男/自死から再生した人々の言葉
石原千秋監修・新潮文庫編集部編『新潮ことばの扉 教科書で出会った名詩一〇〇』(新潮文庫)
石原千秋/教科書時代の私たち
ジョンソン祥子『いつもとなりに ~Maru in Michigan~』
杏/犬が、子どもに教えてくれること
【『吉田美和歌詩集LOVE/LIFE』刊行記念対談】
中村正人×豊崎由美/未来に手渡す現代の万葉集
笠原和夫『映画はやくざなり』
楠瀬啓之/泥棒でも入れた(?)自由な場所で
新見正則『死ぬならボケずにガンがいい』
新見正則/医師としての節目に
今井一彰『あいうべ体操と口テープが病気を治す! 鼻呼吸なら薬はいらない』
生島ヒロシ/健康マニアが辿り着いた「鼻呼吸」
長友姫世『オリーブオイル・ガイドブック』
日高良実/新しい食文化を生むきっかけに
八代尚宏『反グローバリズムの克服―世界の経済政策に学ぶ―』(新潮選書)
清家 篤/「実学」にもとづく「公智」によって
梶原しげる『会話のきっかけ』(新潮新書)
梶原しげる/気まずさからの脱出
コラム
考える人―天才指揮者は何を語ったか?
三橋曉の海外エンタ三つ巴
連載
瀧井朝世/サイン、コサイン、偏愛レビュー 第56回
池上 彰/超訳 日本国憲法 第20回
藤野千夜/D菩薩峠漫研夏合宿 最終回
石原千秋/漱石と日本の近代 第17回
津村記久子/やりなおし世界文学 第6回
堀本裕樹、穂村弘/俳句と短歌の待ち合わせ 第15回
嵐山光三郎/芭蕉という修羅 第20回
森 まゆみ/子規の音 第10回
木皿 泉/カゲロボ日記 第7回
久間十義/デス・エンジェル 第16回
末盛千枝子/父と母の娘 第8回
津村節子/時のなごり 第38回