【詳細】
初版帯付 二階堂黎人 誘拐犯の不思議 水乃サトルシリーズ 光文社刊

2010年7月25日初版 光文社発行 帯付 新刊案内完備

写真を見た二之宮彩子は、十ヶ月ほど前に自らが被害者となった、身代金目的の誘拐事件の顛末を語り始める。彼女は無事救出され、事態は収束しているが、犯人はみつからず、未解決のまま。捜査に乗り出した水乃サトルは、真犯人によって完璧に構築されたアリバイの前に立ち尽くすことになる…。名探偵と誘拐犯の、緊迫感に満たち対決!迫真の本格推理長編。

二階堂黎人
1959年7月19日、東京都生まれ。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を集めた

【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷、フチヨレは御座いますが、概ね良好です。