「SD用日本刀 大脇差『赫丸(かがたま)』同田貫正国写」

■対応ドール■
スーパードルフィー他、60cm前後のお人形
(MSD等1/4ドールに対しては大刀サイズとなります)

■サイズ■
脇差　全長：38.0cm (刀身：33.5cm)、お箱：40.5 x 7.4 x 6.0cm
掛台： 幅14.1x高さ11.8x奥行5.6cm

■セット内容■
脇差・木製刀身・刀袋・懐紙・白木の箱・御刀掛台・折紙の全7点
(※お人形、ウィッグ、衣装、生花、背景布は商品に含まれません。)

■使用素材■
アルミ鋼・真鍮・南洋桂材・桐材・漆塗料・本鮫革・正絹古布・和紙・他

今作は、戦国武将・加藤清正が手塩にかけた刀派である「同田貫」の中でも
筆頭刀匠と伝えられる九州肥後同田貫藤原正国(上野介)の一作を
全長38.0cm、刃身33.5cm、刃長26.6cm、反り0.5cmのSDスケールに写し、
火の国阿蘇を想起させる鮮烈な赤鞘の打刀拵に仕立てました。

刀身は軽く丈夫なアルミ鋼、 鍔・はばき・切羽・目貫・柄頭・縁・鯉口・栗形・鐺(こじり)金物は真鍮より削り出し、 柄と鞘は天然木を使用してお作りしております。

刀身は3mm厚を基本としておりますが、 今作では4mm厚のアルミ鋼から刀身を削り出し、その上で 従来の3mm厚刀身の同田貫写と同じく、地鉄の磨きに工夫を凝らして鎬を際立たせる事で 同田貫の重ねの厚さの表現を極めました。

そして現存する「同田貫正国」の一振より 重ね厚く反り浅く、身幅元先の差が少ない中鋒の精悍な姿は勿論、 鑢目のある栗尻茎(なかご)まで可能な限り忠実に写し、 研磨の度合いを二重に変えて深みを出した広直刃調の刃取りに 細かい互の目小乱れの刃文を 光の加減や視る角度によって変幻するようお入れいたしました。

刃文の様子につきましては下記URLのYouTube動画にてぜひご確認下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=Gdj0OAMqyXg

今回は当方作同田貫写では初めての、火の国阿蘇をイメージした赤基調の拵。 黒と金の乾漆粒を研ぎ出した赤漆石目塗り鞘を溶岩流に見立て その中を這い進む双龍の蒔絵を描き、 唐草文様を毛彫りした金古美染め真鍮の刀装金具を着せました。

真鍮製の黒染め木瓜鍔、金古美染めの目貫は鞘の蒔絵に因み 伝統意匠の這龍図で揃えております。

	黒鮫の柄は手染め赤糸の諸捻巻きといたしました。
	長径11〜12.6mmと大刀サイズよりやや細目にお仕立てし、DD・MDD用デカハンド握り手(DD2-H-06B, MDD-H-06B,) でも無理なく保持できる事を確認しております。
	※柄紐は樹脂コーティングしておりますので、ハンドパーツへの色移りの心配はございません。
	当作はSD10〜17向けの大脇差ですが、MSD・MDDなど1/4ドールには大刀としてお使いいただけるようバランスを取っております。

御刀袋は、渋い赤の模様織り正絹緞子に 黒の小皺縮緬を裏打ちしてお仕立ていたしました。

自称人形刀匠・乾犬吉作を証明する『折紙』は 江戸時代の書式にて、刀剣の銘・号・寸法・特徴・代付・ 年月日・鑑定者の氏名を古式ゆかしく記しました。 ドールサイズですので、撮影小物としてもお使い頂けるかと存じます。

今回お譲りさせていただきますのは、 ●大脇差　●木製刀身　●御刀袋　●懐紙　●折紙　●御刀掛台　●白木箱 以上全7点となります。

実際の御刀と同様の構造を再現しており、 目釘を抜けば、刀身に彫られた刀工の銘(犬吉)を御覧頂けます。

図面などは無く、手間の掛かる工程を完全に手作業で行っておりますので、 全く同じ御刀を作ることは不可能であり、 一期一会で使用者様の手に届くことも、実際の御刀と同じです。

安全上、刃は入っておりませんが、レターナイフ程度にはお使い頂けますため、 御使用に際しては十分にご注意くださいます様お願い申し上げます。

乾 犬吉 作・人形用刀剣の仕様/取扱説明書

製作風景などをX(旧twitter)にてご紹介しております @Trico2007

■発送方法■
＝送料無料＝

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