鮎 / 丹羽文雄 著
集英社 発売時定価280円 1978年1月30日1刷
 
「海棠と夕顔に雨が振っていた。俥屋が母の和緒の手紙をもってきたので、津田は朝からの苛立つじょざいなさを吹きとばす気で家を出た」文学に志し、家を捨てて上京した丹羽文雄の出世作「鮎」、処女作「秋」、生母ものを決定づけ、愛欲の世界を非情に描いた「贅肉」など、丹羽文雄短編集Ⅰ
 
状態は帯なし、カバー、ページに破れ、目立った折れはございませんが、中古本ですのでカバーのスレなどご容赦願います。また経年によるヤケは多少ございます。
 
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