内容
 高橋和巳の最後の長編小説。
 テレビ局を舞台に、企業に勤める知識人の矛盾と偽善の意識に自らを告発する一報道解説者の人間的苦悩を描く。
 テレビ・カメラを前に突如として声を失った一報道解説者。企業の論理と自らの良心の矛盾に苦しみながら、日常性への埋没を拒否する誠実な知識人の苦悩を描く。
商品仕様
 著者           高橋和巳
 発行者       筑摩書房
 発行年月   1971年5月25日  初版第1刷
 頁数           224頁
 定価           580円
商品状態
 コレクション、私蔵品として大切に保存してきたものです。カバー、帯付き。経年により帯背部、見返しにヤケが見られますが、全体として使用感のない綺麗な状態です。