| 商品説明 |
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1998年 79ｐ 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
ごあいさつ
長船町長
松村 敏夫
備前国は「吉備国」と呼ばれた時代から鉄の産地として、また、平安時代後期からは日本刀の産地として 永い歴史と伝統があります。中でも長船鍛冶は、鎌倉時代中期以降、室町時代末期まで各時代に名工を輩出 し、数多くの名刀を世に送り出してきました。
長船町は昭和三十年、美和・国府・行幸の三村が合併して町制が施行されましたが、かつての名刀「備前 長船」にちなんで町名が決定されました。また、町章も木瓜形の鐔を図案化したもので、本町にとって日本 刀に対する思い入れはことのほか強いものがあります。
私も若いころ家業のかたわら、刀剣研磨に携わったことから、日本刀に対しては特に関心がありました。 そうしたこともあり、昭和五十六年の初当選でまず手掛けたのが日本刀の常設展示館の建設計画でした。国、 県をはじめ町議会関係者などのご理解とご尽力により、昭和五十八年に「備前長船博物館」を開館しました が、早いもので今秋十五周年を迎えました。この間、昭和五十九年には古式鍛錬の公開と伝統技術継承のた めの「備前長船鍛刀場」を併設、今春には岡山県重要無形文化財であった故今泉俊光刀匠の工房を移築復元 した「備前長船歴史民俗資料館」が完成するなど「刀剣のふるさと」としての町づくりも着々と進みつつあ ります。
十五周年をひとつの節目として、備前長船博物館が地域文化の発展に寄与するよう、今後とも努力してい く所存でございます。
本展を開催するにあたり、貴重な資料の出展にご協力を賜りました所蔵者の皆様、ならびに関係各位に衷 心よりお礼を申し上げ、ごあいさつといたします。
平成十年十一月吉日
お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷、小汚れ。ご理解の上、ご入札ください。
もちろん読む分には問題ありません。507983ｓ |
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