ナリタブライアンがG1初優勝した1993年朝日杯3歳ステークスの単勝馬券です。

ナリタブライアンはビワハヤヒデの半弟で生涯成績21戦12勝です。
1993年にデビュー。優れた身体能力と素質を持つも、自分の足元の影に驚くような臆病な性格から、レースで実力を発揮しきれませんでした。しかし足元の視界を遮るシャドーロールを装着することで弱点を克服し、京都3歳ステークスで圧倒的な走りに一変、2着馬に3馬身差をつけて優勝。初のG1朝日杯3歳ステークスでも、重心を低くした鋭く伸びる走りで2着フィールドボンバーに3馬身半の差をつけてG1初優勝を遂げます。
 1994年 中央競馬クラシックのG1皐月賞は2着馬に3馬身半差、G1東京優駿(日本ダービー)は5馬身差、G1菊花賞は7馬身差と、圧倒的な強さで優勝し、シンボリルドルフ以来となる史上5頭目の三冠馬となります。ちなみに、朝日杯3歳ステークス優勝馬が三冠を成し遂げたのは史上初でした。G1有馬記念では古馬との初対戦にもかかわらずファン投票1位で出走、ケタ違いの突き抜けた走りで優勝し同年の年度代表馬となります。
 1995年 G2阪神大賞典に快勝した直後に右股関節炎を発症し休養。秋に復帰しますが、G1天皇賞(秋)は12着、G1ジャパンカップは6着、G1有馬記念は4着と、以前のような走りができず低迷します。
 1996年 G2阪神大賞典で前年の年度代表馬マヤノトップガンを制して優勝し復活を遂げます。しかしG1天皇賞(春)は2着、G1高松宮杯は4着と本来の実力を発揮できず、直後に右前脚屈腱炎を発症したため引退となりました。

黒鹿毛で体のバランス・筋肉の質・走りのすべてが理想の馬といわれた賢いナリタブライアンは、別次元の圧倒的な強さとトレードマークの白いシャドーロールから「シャドーロールの怪物」と称えられた名馬です。

馬券は1993年に購入し、コレクションとしてクリアホルダーに収納して自宅保管していました。
目立った傷や汚れはありませんが、人それぞれの判断基準があると思いますので写真でご確認下さい。
ナリタブライアンのG1初優勝の単勝馬券で、2着馬フィールドボンバーも一緒に記載されています。
競馬ファンの方、ウマ娘ナリタブライアン推しの方、この機会にいかがでしょうか。

◎馬券は保護の為カードスリーブと硬質カードケースに入れてからプチプチを巻き、宅急便コンパクトで発送いたします。