商品説明 |
| 大名茶の時代・薩摩と九州山口の茶陶・薩摩伝承館特別展/豪華絢爛な茶会で国中の大名たちを魅了しまた覇権争いの代償となった茶道具
2014年 103P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
織田信長 豊臣秀吉の時代には政権運営のなかで茶の湯が重んじられ、 その指導者となった千利休が完成させた「侘び茶」は、諸大名の新たな素養 の一つとして広がりました。 薩摩では戦国期から当主の島津義久、その弟の義弘をはじめ、 上級家臣 を中心に広く茶の湯が受容されており、天正15 (1587)年に秀吉の九州平定 以降は、統一政権との間で茶事が多く催されました。 大名による茶の湯が隆盛する中、 秀吉の朝鮮出兵 (1592-98、 文禄・慶長の 役) に参加した西国大名はこぞって陶工をつれ帰り、 領国内に窯を開かせま す。 薩摩では、 義弘軍が撤退する際に連れ帰った陶工たちが、 慶長3 (1598) 年の冬に着船したと言われます。 串木野島平に男女43名、 東市来神之川に 男女10名ほど、 鹿児島に男女20名ほどの人々でした。
こうして陶磁器文化という側面からみれば、 六古窯に代表される中世陶器 とも、茶道文化の隆盛によりわが国独自の発展をとげた桃山時代の茶陶とも ほぼ無縁な土地柄であった九州・山口地方に、 朝鮮半島の窯業技術をもと に豊かな焼物が花開くことになります。 それ以前から始まっていた唐津焼に加 え、 萩焼 高取焼、 上野焼、 八代焼 小代焼が、 薩摩焼と同じく新たな国焼 として誕生し、優れた茶陶を生みだしていきました。 この展覧会では、 大名茶の時代に焦点をあて、 薩摩焼をはじめ九州・山口 の名立たる窯の茶陶を通して、 その歴史の奥深さと魅力をご紹介します。 併 せて、江戸後期になって薩摩焼をいろどった華やかな錦手の茶器や、 茶陶を 製作した窯場の出土品を通して、 鹿児島で進んでいる最新の研究成果にも お触れいただきます。 最後になりましたが、 貴重な作品を快くご出品くださいましたご所蔵者の 方々並びに本展覧会実現のために格別のご尽力を賜りました関係各位に深く お礼申し上げます。 平成26年6月 薩摩伝承館
豪華絢爛な茶会で国中の大名たちを魅了した一方で、権力の象徴として覇権争いの代償となった茶道具。そんななか、茶陶経験のない陶工たちが朝鮮から連行され、大名たちの高度な要求に応えていった。いまや、日本文化に根付くその茶陶。本書は、それらの真の価値を見いだし、島津家の歴史をも紐解く貴重な1冊。 目次 1 大名の茶陶―薩摩 2 花開く焼物文化―九州・山口の茶陶(萩 唐津 高取 上野 八代・小代) 3 華やかなる展開―錦手の茶器 4 茶陶づくりの場
お好きな方、お探しの方いかがでしょうか。
表紙小傷程度で特に目立った傷や汚れはありません。261272新 |
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