【詳細】
二階堂黎人set
※バラ売りは致しません※
二階堂黎人地獄の奇術師からのシリーズ。蘭子シリーズでは、作者と同名の二階堂黎人が記述者を務め江戸川乱歩の通俗長編を強く意識した復古調の探偵小説的作風を打ち出し、新本格ムーヴメントのなかでもとりわけストレートに先達への敬意を披瀝した作風。大掛かりなトリックを駆使した本格派の謎解き志向と同時に、デコラティヴな事件や舞台の造形、作品に色濃いオカルティズムや怪奇色などを多分に盛り込み、ジョン・ディクスン・カーや横溝正史を想起させる
地獄の奇術師1995年9月8日3刷 講談社
聖アウスラ修道院の惨劇1996年2月9日6刷
吸血の家1995年11月10日2刷 立風書房
悪霊の館1997年7月20日3 刷
人狼城の恐怖1 1996年4月5日初版 講談社
人狼城の恐怖2 1997年9月5日初版
人狼城の恐怖3 1998年1月7日初版
人狼城の恐怖4 1998年9月5日初版
魔術王事件 2004年10月5日初版 帯付
双面獣事件 2007年12月6日初版
覇王の死 2012年2月8日初版
悪魔のラビリンス 2001年4月5日初版 帯付 愛読者カード完備
ユリ迷宮 1995年4月5日初版
バラ迷宮 1997年1月5日初版
ラン迷宮 2014年4月2日初版 新刊案内完備
巨大幽霊マンモス事件2017年9月6日初版 帯付 新刊案内完備
二階堂黎人
1959年東京都生。1990年第一回鮎川哲也賞で吸血の家佳作入選。92年書下ろし地獄の奇術師講談社より上梓作家デビュー。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編人狼城の恐怖では1999年版本格ミステリ・ベスト10第一位獲得。SFの分野にも精通し、宇宙捜査艦ギガンテスやアイアン・レディなどの著書がある
【状態】
経年劣化により焼け、ページ小折、汚れ、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。