図書館の除籍本です。外側にビニールコーティング。裏表紙、背に図書館のバーコードシールの上にシールが貼ってあります。
帯なし。カバーにキズや汚れあります。
本の中身は、概ね良好。

内容(「BOOK」データベースより)
内戦終結後、出所した劇作家を迎えて十数年ぶりに再結成された小劇団は、山あいの町をまわる公演旅行に出発する。しかし、役者たちの胸にくすぶる失われた家族、叶わぬ夢、愛しい人をめぐる痛みの記憶は、小さな嘘をきっかけに波紋が広がるように彼らの人生を狂わせ、次第に追いつめていく―。鮮やかな語りと、息をのむ意外な展開。ペルー系の俊英がさらなる飛躍を見せる、渾身の長篇小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

アラルコン,ダニエル
1977年、ペルーの首都リマに生まれ、3歳で渡米。コロンビア大学で文化人類学を、アイオワ大学で創作を学び、英語とスペイン語で執筆する。初長篇「ロスト・シティ・レディオ」は各紙誌で激賞され、PEN/USA賞などを受賞。第二長篇となる『夜、僕らは輪になって歩く』はPEN/フォークナー賞の最終候補作となった。サンフランシスコ在住