「本」完売図録本 人間国宝 田村耕一 回顧展 写真集 作品集 益子焼 個展 レトロスペクティブ
独創と調和の陶芸
東京展 3月22日~27日 東京日本橋高島屋
大阪展 4月12日~17日 大阪なんば高島屋
平成2年 1990年
日本経済新聞社
約27x22x1.3cm
作品写真図版 フルカラー145点
138ページ
※絶版・完売
※会場限定本
※当出品商品は、「図録本」です。やきもの作品ではありません。
益子焼、「鉄絵」重要無形文化財保持者・人間国宝・田村耕一の没後に行われた回顧展、完売した会場限定公式図録本。
代表作品145点を、壺、瓶、花入、鉢、皿、陶筥、陶板、茶道具、酒器など器別に整理分類してフルカラー写真を掲載。
世界的人気作家であり、その価値の割に作品集などの類書もほとんど出版されていません。
また、各会期7日間という短い期間であり、発行部数も少ないものです。
見ごたえのある写真集作品集としてコレクター、茶道具、陶芸、絵付け、民藝、骨董品、陶磁器愛好家必携、
田中耕一その作風、絵柄の変遷を知る上でも大変貴重な図録本。
【ごあいさつ】より
日本経済新聞社は、人間国宝・田村耕一先生の多彩な陶芸の足跡を顧みる「田村耕一 回顧展」を開催いたします。
田村先生は、温かな人柄そのままの豊かで創造性に満ちた陶作で知られております。鉄釉、染付け、白磁・青磁などを相次いで手掛けられ、これに梅、椿、竹林、ぶどうなどの身近な題材を、洗練された鋭い感覚で絵付けを施し、田村陶芸と呼ばれる独自の世界を創り出しました。
田村先生は大正7年(1918)、栃木県佐野市に生まれ、東京美術学校工芸科図案部を卒業、陶芸器デザイナーとして出発しました。この間、陶芸家富本憲吉の感化をうけ、陶芸一筋の道を歩み出し、以後、伝統工芸展などで次々に受賞。一方で、東京芸術大学教授、日本工芸会副理事長として陶芸界の育成に大きく貢献されました。
そして、昭和61年、鉄絵の技術で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、今後の活躍が期待されましたが、翌62年、68歳で世を去られました。
本展はこの田村耕一先生の足跡を、代表作140点余を集め回顧するものです。
開催にあたり、貴重な作品を快くご出品いただきました、ご所蔵家の方々に心からお礼申し上げ、多大なご協力をいただいた関係各位に対し、感謝の意を表します。
【図録内容】
主催者挨拶
田村耕一の陶芸 長谷部満彦(東京国立近代美術館工芸課長)
父・田村耕一 田村了一(彫刻家)
作品写真図版
年譜
出品作品リスト
【出品作品リスト】 一部紹介
作品名 制作年・昭和(西暦)寸法(径×高cm)主要出品展 所蔵
(壺)
鉄絵草文壺
灰釉壺
顔文壷
糠釉蝋抜壺
鉄砂釉壹
鉄釉刻魚文広口壺
鉄釉刻人文壺
印刻広口壺
白釉打文壺
緑釉刻文壷
鉄釉縄目壺
灰釉縄目壷
鉄釉梅文大壺
鉄釉草文広口大壺
鉄釉竹文壷
鉄粕流し掛壺
鉄釉掛分椿文壺
黒釉鉄彩魚文大壺
鉄釉流し掛壺
黒陶野草文壷
黒陶梅文壺
鉄絵草文大壷
刷毛目鉄絵竹文大壺
刷毛目鉄絵葡萄文大壺
青磁鉄絵野草文壺
青磁椿文広口壷
鉄絵銅彩椿文大壷
青磁鉄仙文壷
白磁瓢形壷
白磁壷
染付葡萄文壷
鉄絵鋼彩蝶文大壷
鉄絵銅彩柘榴文大壷
鉄絵銅彩梅文大壺
ほたるぶくろ文大壷
鉄絵銅彩蓮文壺
鉄絵銅彩ほたるぶくろ文壷
竹林と鷺文大壺
ほたるぶくろ文壺
鉄絵銅彩草原と鷺文広口大壺
鉄絵銅彩ほたるぶくろ文大壷
鉄絵銅彩葡萄文大壺
梅と椿文大壷
丸文絵変り壷
鉄絵銅彩梅文大壷
鉄絵ほたるぶくろ文壺
鉄絵銅彩草原と鷺文蓋付壺
青磁鉄絵鋼彩草原と鷺文蓋付大壺
青磁竹鷺文蓋付壷
草原と鷺文大壷
鉄絵椿文壷
草原と鷺文扁壷
蓋付小壷
(瓶・花入)
魚文広口花入
刻文黒流花入
黒陶金彩丸文花入
鉄釉梅文広口花入
青磁鉄仙文筒花入
白磁花入
草原と鷺文花入
鉄絵梅文角瓶
青磁竹鷺文角瓶
(鉢・皿)
色紹向日芻戈釛
色絵椿文鉢
色絵椿文鉢
色絵向日葵文角鉢
柿釉鉄絵花文鉢
色絵金彩皿
灰釉鳥文榾円皿
鉄釉刻鳥文鉢
黒釉葡萄文楷円皿
黒釉刻魚文楕円皿
鉄釉草花文大皿
鉄絵梅文大皿
鉄絵梅文皿
鉄釉あやめ文大皿
黒釉流芒文大皿
緑釉梅文楕円皿
黒釉鉢
鉄釉野草文大皿
黒釉蝋抜梅花文皿
鉄釉鳥文鉢
鉄釉流し掛角皿
鉄釉野草文楕円皿
鉄釉梅文角平皿
鉄釉流し掛梅文楕円鉢
糠白釉蝋抜芒文大皿
黒陶梅文大皿
黒陶鳥文平皿
鉄絵大皿(雪の朝)
青磁葡萄文大皿
銅彩柿文大皿
染付葡萄文面取鉢
鉄絵銅彩椿文鉢
染付椿文平皿
染付葡萄文組角皿
鉄絵銅彩椿文平皿
鉄絵銅彩梅林文大皿
鉄絵銅彩葡萄文皿
鉄絵銅彩草原と鷺文大皿
鉄絵銅彩梅文角皿
鉄絵銅彩葡萄文大皿
鉄絵銅彩椿と梅文大皿
鉄絵銅彩椿と梅文大皿
鉄絵銅彩漁夫文平皿
鉄絵銅彩椿と梅文大皿
(陶匣)
銅彩木蓮陶匣
染付葡萄文陶匣
蓮文陶匣
はまなす文陶匣
草原と鷺文陶匣
青磁梅文陶匣
鉄絵銅彩ほたるぶくろ文陶匣
(陶板)
紅梅文陶板
銅彩葡萄文陶板
染付葡萄文陶板
鷺文陶板
蓮文陶板
蓮と野鳥文陶板
(水指・茶碗・香炉・香合)
黒釉香炉(火屋・内藤四郎)
黒釉鉄絵草文茶碗
草花文水指
刻文茶碗
青磁香炉(火屋・内藤四郎)
青磁香炉(火屋・三井安蘇夫)
白磁水指
ほたるぶくろ文茶碗
鉄絵銅彩葡萄文水指
青磁竹鷺文茶碗
香合
(水注・茶器・酒器)
白磁茶器
白磁水注
椿文茶器
湯呑
水滴
徳利
ぐい呑
(他作品)
額 葡萄図
軸 蝶と水図
軸 葡萄図
画帳
帯 葡萄文
帯 竹林と鷺文
漆 葡葡文盆
漆 蝶文半月膳