３Ｋ8弦タロパッチ1920年代エンプロイー
蝶ネクタイ型のアバロン貝のマーカー
マーチン社の焼印、内部も綺麗です
裏ロゴ・1920年代のパテントペグ
エンプロイー特徴のダイヤ型オーナメント
大変珍しい３Ｋ8弦コンサート=タロパッチ
全長は６４．４ｃｍ
1920年代３Kハワイアンコアにエンプロイー
白ひげオーナメントもコンサートサイズ
カマカソプラノサイズとの比較写真 良いビンテージウクレレをお探しの方、朗報です。値下げ再出品最終になります。
コレクションから、マーチン社の最高級ウクレレ、 エンプロイーの3Ｋコンサート8弦タロパッチ1920’s ハワイアン・カーリ・コアを出品します。ヘッド裏にマーチン社の刻印がある通称「裏ロゴ」（1932年以前の楽器）タイプです。
写真をゴア欄下さい。表も裏もハワイアンコア単板、1枚板で左右で継いでいないのがお分かりになると思います。
タロパッチは8弦と言っても誰でも簡単にマーチンの豊かな音色を出すことができる素晴らしい楽器です。
https://youtube.com/shorts/79532fzGYw8?si=S_z-1iKq6VxkK2x8
↑30秒のショート動画「タロパッチについて」
↑57秒のショート動画「エンプロイーについて」
YouTubeショート安心して開くことができます。 ①マーチン３Ｋとはスタイル３のハワイアンコア製であることの通称です。
スタイル3はボディトップ縁の7層のバインディング、ボトム近くに白ひげと言われるオーナメントが目印です。
この白ひげオーナメントは縦じまの象牙模様です。これは「エンプロイー（雇用者・職人の作品）」に見られる特徴でもあります。
②さらに指板に3本のセンターラインとアバロン貝のフレットボードマーカーが付きます。特に7フレット目の蝶ネクタイといわれるマーカーがエンプロイーの印でもあります。
1920年代初期型は上駒（ナット）に黒のすじ模様があるサンドイッチタイプの象牙風樹脂のナットになります。
③戦前型のバーフレットになります。
フレットボードは大変良質のハカランダでできています。少し褐色を帯びた光沢で縦縞模様があります。実際に触ってみると100年大事に使用されてきたことが肌で感じられます。
④この楽器はフレットボードマーカーが7番の蝶ネクタイ型と通常10番フレットにつくマーカーが9番についています。
またヘッドの白い象牙風樹脂のダイヤモンド（クロス型）マークがあります。
また四角目のブリッジです。これらはエンプロイーと言われる「優秀職人による特別制作楽器」の特徴です。
8弦ウクレレは当時通称「タロパッチ」と言われ、ウクレレの始祖ヌネスはポルトガル人であったため民俗音楽で多用された復弦のギター型弦楽器をウクレレに適応させ、ハワイで製造を始めました。マヌエル・ヌネスのラベルにも最高級ウクレレとしてタロパッチの製造が冠されました。ヌネスの息子レオナルドの弟子カマカやアメリカ本土でのブームに乗ってマーチン社もそれに倣いました。
その後、ボディの木型がコンサート型のウクレレのボディになりました。コンサート型よりもこちらが先という事になります。
現在、弦は現在細めのフロロカーボン弦を使用し、楽器の保護のため3フレット分程弛めに張っていますが、大変素晴らしいレスポンスと音の甘さ、音の伸び、まさに天国の響きを奏でます。
３Ｋ1920年代の 基本価格が80万円
エンプロイーの ソプラノ３Ｍ1920が80～100万円
ビンテージ５Ｋ 150万～200万円
この５Ｋよりも生産台数がはるかに少なく、さらにエンプロイーという事で、 博物館レベルです。
トップの微細なヘアラインクラック2本修理済み（内部からパッチをあてた修理）、サイドの当たり1ヵ所修理済み（パッチ修理済）、ブリッジの糸掛け穴の修理等一部ニスタッチされているところはありますが、オリジナルニスのままの100年マーチン、奇跡のエンプロイーです。
◎３年保証（落札日から３年間の保証書付き・正常な使用による、楽器の主要部分について、当方での無料修理をいたします。塗装も含めて修理サービスです。保証書を発行します。往復の送料のみご負担下さい。）
★写真の箱型高級ケースが付きます。ソプラノと2本入ります。比較モデルのカマカは商品ではありません。ビンテージ、60年代のボールドケースも選べます。箱型の方が安全ですが、落札後、ご相談ください。
★しっかり梱包して国内送料サービス，ご入金お手続きの翌日（平日）には「ゆうパックおてがる版」で発送します。