大名茶陶・高取焼展/開窯から400年という節目に高取焼の重要な品々を一堂に展観し高取焼の価値について考えてみる機会がここに実現しました

商品説明

大名茶陶・高取焼展/開窯から400年という節目に高取焼の重要な品々を一堂に展観し高取焼の価値について考えてみる機会がここに実現しました

2005年 304ページ。ゆうメールレターパック規格外 資料用にもいかがでしょうか。

高取焼は筑前福岡藩の藩窯として、黒田長政の筑前襲封後まもない慶長年間に開 かれました。 今年はその開窯からほぼ400年を経た記念すべき年にあたります。

慶長という高取開窯の時期は、 茶の湯の隆盛期にあたっていて、 利休による化茶 の大成を承け、茶器への需要も大きな転換期を迎えます。 時あたかも豊臣政権によ ある朝鮮派兵に参戦した西国大名は、こぞって陶磁器生産の先進国・朝鮮から直接生 産の技術を獲得しようと、多くの陶磁技術者を連れ帰り、各地に陶磁窯を開きまし た。高取焼もそのひとつで、 八山を指導者とした朝鮮人陶工が活動を開始したのは、 現在の直方市郊外の鷹取山の麓で、今もその窯址が確かめられます。始めは素朴な 製品が中心でしたが、桃山風の力強く豪快な作風の茶陶を作るようになり、 その後、 寛永年間には小堀遠州の指導を受け、遠州好みの洗練された茶陶を生産するように なったと伝えます。 高取焼はそののちも江戸時代を通じて瀟洒な感覚の茶陶として 広く親しまれ、現在に至るまでその生産活動を持続しております。

ところで近年に至り、 開発等を契機とした古窯址等の発掘調査が次第に充実度を 増し、また文献資料の整備や研究も大きな進展をみせるなかで、従来の高取焼への 理解も歴史的に再検討を迫られる時期になっております。 これまで他の焼き物と推 測されていた作品が、 高取焼であることが判明したり、製作時代が次第に明確に捉 えられるようになったりと、 高取焼の歴史について再考が求められています。

開窯から400年という節目の時に、 多くの機関、 ご所蔵者をはじめとした皆様の温 かく熱心な御協力を賜ることにより、 高取焼の重要な品々を一堂に展観し、 高取焼 の価値について考えてみる機会がここに実現しました。 この企画を通し市民の皆様 に高取焼の魅力と歴史的意義を紹介できますことは、主催者として大きな喜びであ ります。


お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。

中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷、小汚れ程度です。ご理解の上、ご入札ください。 もちろん読む分には問題ありません。264192新
注意事項

かんたん決済でお支払いいただいた場合には審査完了後の発送となります。(クレジット審査が完了するまで7-8時間程度かかる場合があります。)

商品は入金確認後、通常1-2営業日中に発送させていただきますが、土日を挟む場合には、週明けの発送となる場合があります。

発送はゆうメールかゆうパックとなります。ゆうパックご希望の方は落札後、その旨ご連絡ください。3kg超えの商品につきましてはゆうパックのみでの発送となります。

なお商品が届きましたら、お手数ですが受取連絡を行ってくださいますようお願いいたします。
こちらの商品案内は 「■@即売くん5.30■」 で作成されました。


この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。