重さ約1g 幅約7.0×5.0mm 近年、特に世界的人気のエメラルド。鮮やかなグリーンの輝きが耳元を照らし出すエメラルドのホワイトゴールドジュエリー。エメラルドを活かしたシンプルなデザインです。新品。
エメラルド(英: emerald)は、ベリル(緑柱石)の一種で、強い緑を帯びた宝石である。和名は、翠玉(すいぎょく)、緑玉(りょくぎょく)である。 エメラルドの歴史は古く、世界の4大宝石にも数えられている。ギリシア時代、アリストテレスの弟子テオフラストスの「石について」に登場している。プトレマイオス朝エジプトではクレオパトラも愛用していたと伝えられており、このことから富と権力の象徴でもあったとされている。ローマ帝国時代のプリニウスの「博物誌」では、ダイヤと真珠に次ぐ、第三位の宝石とされており、皇帝ネロはエメラルド製のモノクルを所有していたとの言い伝えもある。実際、ポンペイなどローマ帝国時代の遺跡からはエメラルド製品がよく出土する。このように古い歴史を持つエメラルドではあるが、量的に出回るようになったのはアメリカ大陸発見後、新大陸で発見されてからである。エメラルドは、ギリシアやローマでは、占星術の影響でヴィーナスに捧げられていた。ユダヤの伝説ではソロモン王が神から授けられた宝石の中に、エメラルドが入っていたという。サンスクリットの医術では、エメラルドは解毒のほか、下剤、消化を助ける、等の効果があるとされていた。ペルシアやアラビアの聖者たちも、解毒のほか、癲癇を治す、肝臓病やらい病に効くなど万能薬扱いしていたという。ヨーロッパでは、蛇がエメラルドを凝視すると目が見えなくなるという古くからの言い伝えがある。中世では、エメラルドに未来を予言する力があると言われていた。現在では5月の誕生石とされている。