光文社新書●美女たちの西洋美術史―肖像画は語る 木村 泰司【著】 光文社 2011●緊急のお知らせがある場合がありますので、必ず自己紹介欄をお読みください●中古。並品。古書相応の経年変化(ヤケ、スレ、カビあとなど)がある場合があり、新本の状態ではありません。製本のイタミ、破損ページ、書込みなどにつきましては極力点検しておりますが、見落としあればご容赦ください。
●2011年版。発売時定価~1,040+税円
●私たち人間は、家族や恋人のイメージと共にいつも暮らしていたい、そして愛する人のイメージを永遠のものとしたいと思う生き物です。その欲望に応える一つの手段として、個人の肖像がありました。人類の歴史は、愛や欲望によって大きく動かされてきました。そして同じことが、西洋美術における肖像画の発展にもいえます。肖像画も、愛と欲望の産物なのです。
(序章より一部改変して抜粋)
西洋美術史を華やかに彩った麗人たちの肖像画。華やかな笑顔の裏には何が? 画家が描き出そうとしたものとは? 一枚一枚の肖像画から、ミステリーのように浮かび上がる美女たちの運命、性、愛と悲劇。ヨーロッパの王侯貴族を中心に語る、15章の西洋美術小史。
目次
序章----美術史の中の肖像画
第1章 マリー・ド・ブルゴーニュ----ハプスブルク家の繁栄を築いた美女
第2章 イザベッラ・デステ----ルネサンスの熱狂を生きた美女
第3章 アニエス・ソレル----聖母になぞらえられた公式寵姫
第4章 ディアーヌ・ド・ポワティエ----苦境に屈しない永遠の美
第5章 アン・ブーリン----野心で愛を勝ち取り、処刑された悲劇の王妃
第6章 エリザベス1世----王国の偶像となり、国家と運命を共にした女王
第7章 メアリー・スチュアート----女として生きた「女王」
第8章 ガブリエル・デストレ----王と国家に尽くした寵姫の鑑
第9章 マリー・ド・メディシス----尊大な自我の運命
第10章 ヘンリエッタ・マリア----プロテスタントと結婚したカトリックの姫君
第11章 マルガリータ王女----天才が描き出した落日の王族
第12章 ポンパドゥール夫人----ロココの「女王」の華やかな戦い
第13章 マリー・アントワネット----国民に憎悪された王妃
第14章 ヴィンターハルターの描いた貴婦人たち----肖像画の落日
終章 ジャクリーン・ケネディ・オナシス----アメリカの偶像
著者紹介
木村泰司(きむらたいじ)
一九六六年生まれ。西洋美術史家。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にてWorks of Art修了。楽しみつつ知的好奇心を満たす「エンターテインメントとしての西洋美術史」を目指し、さまざまな講演会やセミナー、イベント、執筆などで活躍している。著書に『名画の言い分』『巨匠たちの迷宮』(以上、集英社)、『西洋美術史から日本が見える』(PHP新書)がある。
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