昭和40年代後半のフジテレビ系特撮ドラマ『怪獣王子』は、アパトサウルス(当時の呼称はブロントザウルス)の頭部に乗った少年が、地球侵略をたくらむ遊星鳥人と戦う物語でした。今回の恐竜土偶の頭部には明らかに人間が乗っています(3・4枚目の画像)。そこで<恐竜王子型>と命名してみました。もしかすると恐竜と人類が共存していた頃、人類は恐竜を馬のように乗りこなしていたのかもしれません。夢のある話ですね。
2021年7月27日、ユネスコは「「北海道・北東北の縄文遺跡群」」を世界遺産に登録するよう勧告しました。
恐竜土偶といえばペルー・メキシコのものが有名ですが、日本にもあったとは驚きです。恐竜と人類の同時代共存を証明する貴重な資料になります。もちろん恐竜以外をかたどったにもかかわらず、余りにも稚拙な造形のために結果として恐竜(アパトサウルス)に見えてしまうのかもしれません。たりは今後の研究が待たれるところです。青森県屈指の土偶コレクターからあずかりました。2代前のご先祖が青森県内の遺跡から発掘したそうです。遺跡名までは伝わっておりません。供物といっしょに祭壇に飾るなど祭祀的な意味があるそうです。全長約9.9cm。土中から掘り出したものですので鑑賞を妨げない程度のヒビやカケ、擦れ、表面の剥離があります。水につ けると、ほんの少し土臭がします。金色に輝く微小な鉱物が少し含まれていますが、砂金ではなく、雲母であると思われます。これまで一度も鑑定に出したことがなく、正真正銘の真贋不明ですが、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。高騰防止のため即決価格をご用意しました。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。