【詳細】
初版set 井上真偽 その可能性はすでに考えた/聖女の毒杯 講談社ノベルス ミステリーミステリ
その可能性はすでに考えた/2015年9月9日初版 講談社発行 新刊案内完備
聖女の毒杯/2016年7月6日初版 講談社発行 帯付
その可能性はすでに考えた
山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
聖女の毒杯
聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。不可解な毒殺は祟り神として祀られた聖女による奇蹟なのか? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)は人の手による犯行可能性を数多の推理と論理で否定し、「奇蹟の実在」証明
井上真偽
神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。第2作『その可能性はすでに考えた』が恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏から大絶賛を受ける。同作は2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、『2016本格ミステリ・ベスト10』「ミステリが読みたい!2016年版」『このミステリーがすごい!2016年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016」「読者に勧める黄金の本格ミステリー」「キノベス!2016」にランクイン。続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも、再び各種ランキングを席巻し、「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得。同書は2017年度第17回本格ミステリ大賞候補に。また、同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に選ばれる
【状態】
経年劣化により若干の焼けカバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。