古丁銀と慶長丁銀の過渡期に鋳造されました。山奉行の職にあった天野又衛門の名と周防國「一の坂銀山」の地名から「天又一(てんまたいち)」と刻まれたと伝えられています。十匁(375g)以下の場合、左と右のどちらかに「天又一」が刻まれています。鑑賞を妨げるような大きな損傷はありませんが、状態についての詳細情報は画像でご確認ください。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります。これまで一度も鑑定に出したことがなく、正真正銘の真贋不明ですが、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。寛永通寳は商品に含まれません。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。