動作中のFDDやHDDからメディアを守る
No.6402  Macintosh SE/30 リセットスイッチ (3Dプリント製)


フロッピードライブやHDDが読み書き動作中にコンパクトMacの電源を切る(電源ス
イッチOFF)と、磁気ヘッドに負荷がかかるだけでなくメディアの損傷(=ひいてはファ
イルデータの損傷)につながります。

昔のPCや日本語ワープロについていた「リセットボタン(スイッチ)」は、CPUにリセッ
ト信号を与えて、電源投入直後の「システムリセットのゼロの状態から動作開始」と
同じ状況を作るためのものでした。

コンパクトMac機の使用を途中で中止する場合も同じで、リセットスイッチを使用して
リセットがかかってスマイルマックが出る前に電源スイッチをOFFにすれば、機体へ
の負担を最小限に抑えることができます。

【商品説明】
本リセットスイッチは3Dプリンタで製作したものです。
色はColofabb ライトグレーです。(写真の本体は少し黄ばんだ状態です)

Macintosh SEにも使用可能です。

スイッチ内側の構造は、一部を強度を維持するために形状変更し、ロジックボードの
タクトSWを押す細長いプレートは、プリント基板に使われるエポキシ板を接着加工し
ています。
(ABS樹脂でも製作は可能ですが、環境に悪いのでPETGを使用しています)



【取りはずし/装着の注意】
本製品はPETG素材(コポリエステル)で、純正品のABS樹脂製ほどは強度はありませ
ん。

さきにリセットスイッチをはずしてからロジックボードを引き抜きます。
また、ロジックボードを装着後にリセットスイッチを取り付けてください。
順番をまちがえるとリセットスイッチが破損する恐れがあります。

リセットスイッチの装着位置は、本体・左側面下部の6本目と7本目のスリットを使います。
(この2つだけが、スリットの穴位置が高くなっています。)
上端の2本のフックを6本目と7本目に入れ、真ん中の長い2本、下端の4本の順にまっす
ぐに押し込みます。

リセットスイッチの取りはずしは、スイッチ下部に2か所の切れ込みをいれてありますの
で、指またはマイナスドライバーでこじあげ、まっすぐ手前に引き上げます。


【樹脂の仕上がりについて】
3D製の樹脂部品は工業製品のような成形樹脂ではありませんので、樹脂フィラメントの吐出
ムラによる表面に小さな凹凸部分がありますのでご了承ください。





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