天下三作 粟田口藤四郎【吉光】在銘 2尺4寸3分
因州池田家伝来の宝物太刀 映り立つ美麗地刃 奇跡の生ぶ茎
鳥取県429号大名登録 古刀極上作
■コメント■
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ご覧いただきありがとうございます。
【太刀銘】
『吉光』
吉光は鎌倉時代中期に活躍した山城国の刀工で
通称を藤四郎といい粟田口国吉の四男と伝えられ、
古刀極上作・第一位に堂々君臨する稀代の名工です。
古来より新藤五国光と並んで短刀の名手として誉れ高く、
相州の正宗、越中の郷義弘とともに「天下三作」と呼ばれ
さらにその筆頭に挙げられた、まさに刀剣史上の最高峰です。
『骨喰藤四郎』や『薬研藤四郎』など数多くの名物を世に残し
享保名物帳には正宗に次いで多い計三十八振もの作品が掲載され、
室町期には武家の贈答に於ける至上の礼物として珍重されたと云い
豊臣秀吉をはじめ全国の諸大名家に吉光の作が伝来しています。
本作は因州池田家に伝来した鳥取県429号大名登録の宝刀、
奇跡的な生ぶ茎で確かな時代を湛えた吉光在銘の名品太刀です。
刃長2尺4寸3分、鳥居反り深くついた流麗な姿を呈し
身幅・重ね尋常にして健全で鎌倉期の体配を今世に伝え、
錬れた板目を基調に柾が流れて肌立ち随所に棒映り淡く立ち
刃文は上品な中直刃に小乱れ交じり匂口やや深く小沸よくつき
刃中に繊細な金筋・打除け・沸筋かかって地刃明るく冴えるなど、
刀身全体に山城伝の優美な気品を湛えた極上出来の逸品です。
時代研磨ながら地刃の古雅な見処が存分に鑑賞できる状態で
飴色の朴材に虎杢が表れた古い白鞘も大名家への伝来を物語り、
是非とも愛刀家様の手で出世させていただきたい無二の一振です。
刀剣界の頂点と名高い鎌倉期の巨匠『粟田口吉光』在銘、
因州池田家に伝来した宝物太刀の風格を末永くお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
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■詳細■
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◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:73.6cm 元幅:3.10cm 先幅:2.14cm
元重:0.72cm 先重:0.50cm 反り:2.4cm 目釘孔:2個
刀身重量:685g
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆ 状態 ◆◇
・鋒の疵や薄錆、その他多少の鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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■その他■
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