【詳細】
初版帯付 二階堂黎人 地獄の奇術師 講談社刊
平成4年8月10日初版 講談社発行
十字架屋敷と呼ばれる実業家の邸宅に、ミイラのような男が出没した。顔中に包帯を巻いた、異様な恰好である。自らを「地獄の奇術師」と名乗り、復讐のためにこの実業家一族を皆殺しにすると予告をしたのだ。「地獄の奇術師」の目的は何なのか? 女子高生で名探偵、二階堂蘭子の推理が冴え渡る、本格探偵小説!
二階堂黎人
1959年7月19日、東京都生まれ。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を集めた
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレは御座いますが、全体的には概ね良好です。