出品物を見ていただきありがとうございます。
こちらの商品はシボレーインパラ 1959~1964年式に使える強化フロントロアアーム固定用ナットプレートになります。製作後未使用です。アメリカのリプロ品ではなく、私が製作したオリジナル製品です。画像に写っている一番右の物はリプロ品です。こちらは比較対象として載せているだけなので付属いたしません。
リプロ品があるのになぜわざわざ製作したのかといいますと、結論リプロ品が付かなかったからです。自分なりに付かなかった理由を調べましたら、リプロ品の取り付けピッチが45mm、純正は44mmと1mm違うことが分かりました。たったの1mmですが、フレームの取り付け穴もロアアームシャフトの取り付け穴も、ボルトに対してそこまで余裕がある寸法ではなく(測ってみたらボルト径+約0.3mmほど)たった1mm違うだけで取り付けすることができません。取り付けできそうで付かないといいますか、試した方は分かるかと思います。ロアアーム無しでフレーム直にナットプレートのみでボルト入れて試したら分かると思います。1本目はスムーズ、2本目入れる時に斜めになっていくのが分かると思います。工具で回す時に明らかに固いと斜めに入って、ボルトのねじ山が逝きます。この時つかないからといってフレーム穴を拡大したり、ロアアームシャフトの穴を拡大してはいけません。多分ロアアームシャフトは硬い材料なので素人の方だと加工できないと思いますが。
私の所有している1959年式シボレーインパラ スポーツクーペに同様品を取り付けております。もちろんスムーズに取り付けできております。リプロ品をあてにしていたので、純正当時物はすでに処分してしまっていたので組み上げた時本当に困りました。同じ経験された方いるかと思い、製作した次第です。
私の59インパラで試した事をいいますと
・純正加工ロアアーム+純正当時物ナットプレート→これはスムーズに取り付け可能
・OER製チューブアーム+純正当時物ナットプレート→こちらも問題なくスムーズに取り付け可能
・OER製チューブアーム+リプロ品ナットプレート→付かない(ボルト1本目は特に問題無いが2本目入れてみると入りそうで入らない)
このようになりましたので、フレーム側の取り付けピッチとOER製チューブアームの取り付けピッチを測りました所、これらは44mmなことが分かりました。リプロ品ナットプレートのみ45mmだったので入らないことが分かりました。リプロ品ナットプレートを購入して同様に取り付けできなかった方はこれが原因です。
リプロ品は取り付けピッチさえまともであれば純正と遜色なく使える物だったはずなのですが、加工すらできないので完全に使い物になりません。ドリルやタップ立てしようとしても一発でダメになりました。
こちらの商品はS45C材で製作後、焼き入れ処理を外注でやっていただいております。純正よりも厚みもかなりありますので強度は抜群かと思います。ボルトはリプロをあてにしても大丈夫です。むしろ当時物ボルトは傷んでいることも多いので、同時に新品交換を強くおすすめいたします。
私の車両では取り付けピッチ44mmでしたが、購入前に必ず取り付け予定の車両のフレーム側とロアアームシャフトの取り付けピッチをご確認ください。おそらく44mmだと思います。むしろ45mmでしたら、車両の年式とアームのメーカーを教えてください!!
個人製作品です。保管時にうっすら錆が出ることがあります。
製作時に1本1本OERのロアアームシャフトにはめて試しましたし、現在進行形で59インパラに使用していますので製品に自信はありますが、細かいことが気になる方は専門店で製作していただいてください。
商品に関して他になにか気になることがありましたら、質問欄よりよろしくお願いいたします。
(2022年 5月 15日 1時 39分 追加)画像4、5を参考にしてみてください。リプロはこの状態で試しても入りそうで入りません。
(2022年 6月 14日 15時 28分 追加)出品物は2個ワンセットになります。