2022年のものですが、R5年に少し法改正があり、趣旨や一行問題に殆ど影響なく、勉強の万全のため、テキストは2024年版に対応済、つまり2024年版と全く同じように勉強できます。また、重点チョック等の書き込みあり、ご注意ください。


講座の概要

論文試験において、大多数の受験生が知らないことについては、知らなくても何らマイナスではありません。また同様に、大多数の受験生が知らないことを知っていても、さほどプラスになりません。
しかし、「大多数の受験生が知っていることを知らない」のは、即致命傷となります。
本講座では、青本の重要趣旨を総復習することで、知識面の不安を払拭し、また、その趣旨を違う視点から問われた場合でも、出題者の意図に沿った解答ができるよう、「使える知識」としての理解を深めることを目的とします。

ポイント

1 頻出傾向にある青本の重要趣旨を9時間でコンパクトに総復習
近年の論文試験問題の出題傾向として、制度又は規定の趣旨を訊く問題が出題されています。
例えば、令和3年度の特許・実用新案Ⅰにおいて国内優先権の趣旨を問う問題、令和元年度の商標Ⅰにおいて第50条の趣旨に照らして解答する問題、令和2年度の商標Ⅱにおいて4条1項3号の規定の趣旨の説明が出題されています。
このように、出題が見込まれる可能性の高い青本の重要趣旨を本試験前に総復習することで、知識面の不安を払拭します。
2 評価に結びつく答案の構成・表現方法を伝授
青本を出典とする問題の場合、青本に記載されているキーワードを正確に記載しないと、試験委員の高評価が得られない恐れがあります。一方で、青本をそのまま再現すると、答案のバランスが崩壊し、時間不足に陥る危険もあります。
知識から内容を如何に構成するのか、如何に表現するのか、といった点が合否を分ける傾向にある近年は特に、青本のキーワードを効率よく、かつ正確に学びつつ、必要に応じて端的に表現できる実力が必要です。この講座で、単なる知識問題に終わらない出題傾向にも、適切に対応できる応用力を身につけてください。