【詳細】
初版帯付 二階堂黎人 東尋坊マジック 水乃サトルシリーズ 実業之日本社刊
2011年8月25日初版 実業之日本社発行 帯付 新刊案内完備
1996年、旅行代理店勤務の名探偵・水乃サトルは、部下の由加理と東尋坊で銃殺事件に遭遇。
被害者は海に転落、犯人は姿をくらます。饒舌な犯罪知識が地元警察に怪しまれ、
サトルは連行されてしまう。サトルが照会を求めたのは警視庁の馬田刑事。
馬田は釈放されたサトルに猟奇事件への助力を求める。
それは76年から日本海各地で発生、鬘や化粧を施した上で女性を惨殺するという手口だった。
東尋坊事件の数日前に、第四の犠牲者が発見されたばかりだったのだ。
サトルたちは第一の事件現場から検証を開始、過去と現在にまたがる事件解決に乗り出すが、
猟奇的な犯行にはさらなる意図が隠されていた――。
二階堂黎人
1959年7月19日、東京都生まれ。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を集めた
【状態】
経年劣化により若干の焼、頁の角小折れは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、概ね美本です。