自分がテレキャスター警察だったら逮捕してしまうかもしれませんが、ドライブサウンドがかっこいいロックンロールな一本。

Fender Telecaster Deluxe Mod / 1974

Fender「Telecaster Deluxe」のヴィンテージが入荷しました。ピックアップデイトから1974年製です。
テレキャスターの上位モデルとして1973年に登場したモデルがこのテレキャスターデラックス。
今回入荷した個体は見ての通りブリッジ側ピックアップがギブソンタイプのものに交換されています。
特徴はストラトと同様のネックに2基のワイドレンジハムバッカー、緩い指板のラジアスなど、テレキャスターデラックスだけの仕様が盛り込まれたフェンダーの中でも特殊なモデルです。
しかし80年代に入りその使い回しの効かない仕様が故に生産終了となりました。

見た目は結構テレキャスターですけど音はそれほどテレキャスターではありません。
しかし、ブリッジには6つのブロックタイプのサドルを装備したストラト・タイプのハードテイル・ブリッジを搭載し、オクターブ・チューニングが出来ることはメリットです。
70年代を感じるラージヘッド、Fキー・チューナーや3点止めのネックプレート、大きなピックガード、ノブなど特徴的な仕様が満載です。
またコントロールがレスポールそのものなので、少なからずギブソンを意識したものだったのではないでしょうか。
搭載されているフェンダーオリジナルハムバッカーはギブソンのあの有名なハムバッキングピックアップを開発した技術者、セス・ラバー氏を招いて開発したものだそうです。
ブリッジ側のピックアップはギブソンタイプのものに交換されています。
フェンダーのハムバッカーは普通のハムバッカーに比べて少し大きいのでそのまま交換することはできないのですがこういうふうにエスカッションを噛ませて取り付けるという方法もあります。
このピックアップはゴトー製のもの。
これはペグやブリッジなどのパーツメーカーのゴトーとは別会社のようです。
60年代から存在するメーカーで、かつての日本製のコピーモデルなどに採用されていました。

コントロールやピックアップもそうですが、コンター加工されているところもポイント。
過去にネット上で大活躍したテレキャスター警察はこのテレキャスターデラックスに関して有罪逮捕となるのでしょうか、気になるところです。
ラージヘッドや3点止めネックなど、70年代を感じるデザインやすぐ生産終了になってしまったところなどが個人的には好きなモデル。
あまりメインで使っているギタリストを見たことがないので今後自らの代名詞にできるかもしれない一本。
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基本メンテナンス・クリーニング済の商品ですので、すぐに演奏していただけるコンディションとなっております！

【外観の状態】キズや打痕のある外観です。

【トラスロッド】余裕あり

【フレットの状態】約6分山残り　※ビビりや音詰まりなどなくグッドコンディションです！

【ナット幅】実測約 41 mm

【重量】：3.62kg


■注意事項
・掲載内容は出品時点でのコンディションです。時季・経年変化により若干の変動がある場合がございます。
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