商品説明 |
品名 |
真作 光元昭弘 『余白にある...やわらかな光と君』 油彩 15号 額装 |
寸法 |
額・・・縦63.5cm 横83cm
内・・・縦45cm 横65cm
※寸法に若干の誤差が生じます。ご承知下さい。
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状態 |
この絵画は、写実的な人物表現で知られる光元昭弘による作品です。光元昭弘は、精緻でリアルな描写力と柔らかな光の表現を特徴とする現代の洋画家であり、その作風には静謐な美しさと心の奥に訴えかけるような情感が込められています。
この作品では、横たわる女性が主題となっており、彼の代名詞ともいえる「光の描写」が際立っています。画面全体には、淡くやわらかな光が満ちており、肌や衣服、背景に至るまで、繊細なグラデーションによって描かれています。特に、女性の肌の質感はまるで実在するかのようにリアルであり、透明感のある白の表現が光元の卓越した技術を物語っています。
女性の表情には静けさと共に内面的な物語が感じられ、視線の先には何かを思索するような気配が漂います。これは光元昭弘が得意とする「内面的な美の追求」の一環であり、単なる写実を超えて、モデルの持つ精神性や時間の流れまでを画面に封じ込めようとしています。
また、構図のバランスや布の柔らかな表現にも注目すべきです。シーツの折り目や光の反射は緻密に計算され、画面全体に静的な動きが生み出されています。柔らかい布地の質感や白を基調とした色彩は、静寂と透明感をさらに強調し、作品全体に清潔感と気品を与えています。
光元昭弘は、写真のようなリアルな描写を追求しつつも、その技法の中には「人間の内面性」や「光のもつ情感」を表現しようとする独自の美意識があります。この絵画でも、技術的な完璧さと精神性が融合し、観る者に静かな感動と深い余韻を残します。
作品 :良
額 :良
マット:良好
面材 :アクリル
紐 :良好
黄袋 :良好
箱 :差し箱 |
略歴 |
光元昭弘 1983年 香川県出身
2006年 北九州市立大学 国際環境工学部 環境空間デザイン学科 卒業 卒業設計最優秀賞
2008年 北九州市立大学大学院 国際環境工学研究科 環境工学専攻 環境空間デザインコース 博士前期課程(福田研究室)修了、第35回記念近美展 初出品初入選 [東京都美術館/上野]
2009年 株式会社 日建設計 退社
2010年 第86回白日会展 初出品初入選、会友推挙 [国立新美術館/六本木] (以降毎年)
2013年 瀧川画廊賞(第89回白日会展)
2015年 ART AWARD NEXT Ⅲ 入選 [東京美術倶楽部/新橋]
2016年 関西画廊賞 準会員推挙(第92回白日会展)
2019年 オンワードギャラリー賞(第95回記念白日会展)
現在 白日会準会員 |
備考 |
本品は印刷ではなく肉筆です。 |
補足 |
作者公式HP掲載作品
https://akihiro-mitsumoto.jimdofree.com/artworks/ |
送料 |
■ヤマト便180サイズ
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