【詳細】
初版帯付 山田正紀 神君幻法帖 徳間書店刊

2009年2月28日初版 徳間書店発行

徳川家に盤石の安泰をもたらすため、捨て石となれ――。
神君こと徳川家康を祀る日光東照宮周辺を舞台に繰り広げられる、「幻法者」たちの血で血を洗う腕比べ。
魔多羅一族vs山王一族。あい争うは、修羅のさだめ!
生き残るのはどちらか?
そして天海大僧正の思惑は……?
山田風太郎忍法帖の忠実なるパスティーシュ。時代伝奇説の極北。
「風太郎ファンを至福の時に誘う一巻だ。」
装画は、かつて風太郎忍法帖を多く手掛けた佐伯俊男氏。

山田正紀
1950年生まれ。1974年に中編「神狩り」で第6回星雲賞を受賞し、作家としてデビューする。以後、精力的に執筆活動を続け、1982年に『最後の敵―モンスターのM・ミュータントのM』で第3回日本SF大賞を、2002年に『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞および第55回日本推理作家協会賞をダブル受賞する。SF、ミステリー、ホラー、時代小説など、その作風は幅広く、意表をつくアイデアと研ぎ澄まされた文章は、読む者に常に鮮烈な印象を与える

【状態】
経年劣化により多少の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、全体的には概ね良好です。
※2ページ程、本文中にシミが御座います。