作品裏にサイン・年記あり作品裏にサイン・年記あり
・作品キャプション 作家名 上前智祐 作品名 作品(おがくず作品) 技法 ボード・油彩・おがくず 作品サイズ 15.4×11cm 年代 2003年 ※額装 ※作品裏にサイン・年記 ※さし箱・黄袋つき ・作家略歴 具体美術協会(GUTAI)は日本の戦後美術を語る上で、最も重要なアート・ムーブメントとして世界的に評価されています。
具体美術の創立メンバーの一人である上前智祐は1920年京都に生まれる。1947年黒田重太郎に師事したのち、1952年吉原治良に師事し、1954年具体美術協会の結成に参加。一貫して非具象(抽象)を追及した作品を作り続け、おがくずやマッチを使用し何層にも重ねた非具象を旨とした作品は、平面のみならず立体的な作品から布や糸を使った縫い作品、シルクスクリーンや銅版画などにわたります。幅広い創作と真面目な手仕事の積み重ねから生み出される作品は、物質としての存在感のみで自立する説明不要な素晴らしい作品であった。惜しまれつつも2018年4月16日に老衰のため逝去(享年97歳)。本作品は、おがくずを油彩とともに何層にも重ねた上前の代表作の一つです。ぜひこの機会にどうぞ。 上前智祐プロフィール http://hatonomori-art.jp/uemae-chiyu ・備考 ※真作保証 ※作品・額共にコンディション良好ですが、古いものですので経年劣化等お写真で判断願います。また、落札後のキャンセル・返品・クレーム等はご遠慮下さい。