








【詳細】
初版 霞流一 プラットホームに吠える カッパノベルス
2006年7月25日初版 光文社発行 新刊案内完備
足だらけの狛犬が海で吠える―女は謎の言葉を遺して、マネキン人形と共に死体で発見される。その姉もまた、上下線が交錯するプラットホームで奇禍に遭っていた。さらには丸ギロチンによる密室殺人が加わり、捜査は難航を極める。親子孫三代の警察一家と名探偵蜂草キラリによる阿吽の推理…トリック満載で突っ走る鉄道ミステリが、いま「真」境地に達した。
霞流一
岡山県生まれ。1982年早稲田大学政治経済学部を卒業後(在学中はワセダミステリクラブに所属)、東宝に入社。宣伝部、企画部、テレビ部などを歴任。その傍ら、1994年に『おなじ墓のムジナ』で第14回横溝正史ミステリ大賞で佳作入選し、作家デビューを果たす。以降、いわゆる「バカミス」を中心に作品を発表し続け、1995年の『フォックスの死劇』、2001年の『スティームタイガーの死走』で二度のバカミステリ大賞を受賞。現在は、日本における「バカミスの第一人者」「バカミスキング」などと言われている。
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね美本です。